最近、本は増やしたくないので買いません。
だいたい立ち読みで済ませて、小説など本気で読みたいときは図書館で借ります。
よっぽど特殊な本でなければ、だいたい手に入ります。
買うと安心して読まないということもあるのです。立ち読みは時間が限られているので一期一会。真剣勝負です。
外表紙の能書きや宣伝を読むと、だいたい何が書いてあるのかわかる。興味が湧けば手にとって目次を見ます。この手に取るときに気をつけないといけないのは、背表紙を折らないこと。背表紙が折れてしまうと売りものにならなくなります。
もし折ってしまったらもちろん書います。たまに手に取るとすでに折り目がついていたりして「立読み道の風上にも置けぬ」と憤ります。
さーっと目を通して、面白そうな項目があれば読みます。
なければ、あとがきで結論を読む。コンビニなんかに置いてある内容が少ないHow to本や自己啓発本ならこれで充分。
立ち読みは、結構長くします。足腰の許す限り読む。座るのは反則です。子どもの頃は座り込んで漫画などを読んで店で嫌がられていました。
いまは、週間プレイボーイのオール巨人師匠の連載と戌井昭人氏の週刊ポストの連載、NUMBERの連載“2000年の桜庭和志”を読んでいます。
昨日もコンビニで立ち読み『なぜかうまくいく人のすごい無意識』というタイトルにひかれて本を手にとった。
デザインもいちばん素敵だった。いいデザイナーをお金をかけて雇っているのだな。一流のデザイナーはとてもギャラが高いです。
無意識を愛すというか認めるというか友だちになる。そうすると人生が変わる?とかそんな内容?なのか。「目標を達成するには、現実の解釈を変えるのが最短ルート。」現実の解釈?どういうことだろう。
著者は、梯谷幸司さん。カリスマ・メンタルコーチだって。100万円のセミナーが募集と同時に満席とか。怪しすぎるな。
この本はすべてに目を通したが、いまいち要点というか言いたいことが謎だった。
色んなエピソードや体験談が紹介されているけれど、そのどれもが無意識とどう関係しているのかがよくわからなかった。
ひとつひとつのエピソードは、面白いし興味深かいのだけど・・・
第一線でバリバリ現役の巨人師匠のお話しは、いちいち説得力があって面白くて芸のためになります。