2019年07月15日

死と不在

ドイツへの旅まであと1週間になりました。

今回のドイツツアーではノルウェーに足を伸ばしてみようか。

寛容政策の国、ノルウェー。一体全体待ちうけているのは、どんな国なのか。

寛容政策のパイオニア・オランダは、移民との溝が埋まらず国民不満の隙をついて新極右勢力が台頭して混乱してきているようです。

どこの国でも半分ぐらいは保守的な差別主義者がいるので、なかなか如何ともしがたいものがあったりして難しい。

ちなみに後輩の田村賢二がノルウェー人の女性と結婚してたな。確か寿司屋をやってた。

サーモンが豊富に獲れるので醤油とわさびがあればいいのか。持って行こう。

あとは『ノルウェーの森』。

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ノルウェーの森収録アルバム『ラバーソウル』

到着したら機内でビートルズのノルウェーの森を聞くのです。村上春樹さんの小説の主人公みたいに、到着してシートから立ち上がった瞬間にまるで機内放送のように音楽をスタート。

しかし調べたら宿泊料金が結構高い・・・安くて1泊10,000円以上。ベルリンは1泊2,000円とか検索すると出て来るのに。もちろんドミトリーですが。

こうなったらドイツを重点的に探険しよう。合宿がはじまる前にアウシュビッツには行ってこようと思っています。

しかし、調べてはじめて知りましたがドイツにあるのではないのですね。お隣ポーランドにあります。勉強不足でした。

ドイツからポーランドへと飛んでそこからめちゃめちゃわかりにくいようなので大丈夫か。だいたい現地では“Aushwitz・アウシュビッツ”とは言わないとか。

“Oswiecim・オシフィエンチム”

ヒロシマは都市一つを全滅させた大悲劇なので、土地が少なくてその少ない土地の中に密集して蠢く日本の都市部で、それをそのまま保存するなんて不可能だった。

いまは、清潔な資料館の中の白黒写真や残された遺品からあの瞬間を想像するしかない。

“アウシュビッツはもともとが上部シレジア地方の荒地であったし、ポーランド人の執念そのものの底深さもあって、当時の状況はことごとく保存された。”

作家・開高健さんがその著作『夜と陽炎』にそう書いてます。

噂ではとにかく、当時のそのまま保存された夥しい人骨やお化け屋敷のような雰囲気や感じもさることながら、匂いが強烈らしいです。

膨大な切り取られた髪の毛の匂い、奪い剥ぎ取られた無数の衣服や靴の匂い。

清潔で無味無臭のヒロシマやナガサキとは違う、もちろんVRのようなつくりごとでもない荒々しい全方位での歴史のタイムスリップを体験できる。

怖いなあ。数珠を持って行こう。

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“ARBEIT  MACHT  FREI”とは「働けば自由になれる。」というドイツ語だとか。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 06:45| ブログ?