2019年08月03日

立ち止まって振り返る

ブラックホールの全貌が明らかになりはじめています。

銀河のサイズを超える巨大なエネルギーのジェット噴射を続ける“宇宙のエンジン”

“ブラックホール”

いままでの暗黒的なイメージとはだいぶん違う。逆にジェット噴射で起こるガスが眩く明るく光り輝くのだとか。

エンジンのジェット噴射によって、いったい全体この宇宙というものは何処へと向かっているのか?

想像が膨らみます。

ところで核融合への道は、二人の科学者の雑談から始まりました。

「ねえ。あの太陽だけど。」

「太陽?」

「どうして燃え続けてるのかな?」

「どうして?」

「だって普通なら燃え尽きてしまうだろう。なのにあの太陽は人類が生まれるずーっと前から同じように燃え続けてるんだよ。」

なるほど・・・永遠に燃え続けるエネルギーか。そんなものがもし人工的につくり出せたら夢のようではないか・・・

そうして、人類はE=mcの自乗という数式を導き出し凄まじいスピードで核融合を成功させた。

1945年8月6日8時15分、ヒロシマの上空600メートルのところに太陽の表面温度のなんと2倍というエネルギーを解き放った。

都市をひとつめちゃめちゃにして多くの人間を殺した。

続いてナガサキの空にも核エネルギーを解き放ち多くの人を殺した。

第5福竜丸を被曝させ、南の島々の人々を被曝させ、そうしてチェルノブイリで多くの人々を犠牲にして、フクシマでも多くの人々を犠牲にした。

人類は人為的には制御できない怪物を解き放ってしまった。

同じように、あのブラックホールを人間の手でつくり出せないだろうか。と誰かが考えたりして。

人類はイメージしたことは実現させる力を持っているので、多分そうなるのでしょう。

核融合なんて及びもつかないような莫大なエネルギー。

しかし、そんなもの必要か?

人類は未来ばかりを見て進むのではなくて、立ち止まって“いまここ”をしっかりと見据えて大切にしなければいけません。

そしてたまには、振り返ることが必要なのです。

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最新のブラックホール想像図。
参考文献:『千の太陽より明るく』ロベルト・ユンク著 菊盛英夫訳 文藝春秋新社
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:15| ブログ?