2019年07月11日

巨星墜つ

ジャニー喜多川さんが亡くなられました。

87歳か、長生き。人生100年時代だからまだまだこれからだったとも言えるのか。

ジャニーズ帝国がこれからどうなっていくのか。当分、ワイドショーはこのニュース一色でしょうね。

それにしても一代で、あそこまでの大帝国を築いて偉大だと思います。

そして大好きな美少年に囲まれて、さぞかし素晴らしい良い人生だったと思います。

麿さんがジャニーズ事務所の忘年会に招待されて行った時。

ジャニーさんが何処にいるのか探してたら、下足番をしていたのがジャニーさんだったとか。

昔の劇場などではよくあることですが、いちばん偉い劇場主自らが下足番を務める。

そこで「この役者は礼儀正しくていいなあ。次はいい役をやるか。」とか「こんな靴の脱ぎ方をするようじゃあこの役者はダメだな。次は使わないでおこう。」とかじっと観察をしている。

相手が偉い人だからと媚びるように接して、下足番だからとぞんざいに接するような人。そんな人間の姿をしっかりと観ている。

あんな巨大なグループを率いていたカリスマです。

もちろん才能もあったのだろうけれど、そういう一歩引いて人間を観る眼があったからこそスターを沢山輩出することができたのだろうなあ。

しかし、キラ星の如くいたであろうアイドルの方々ではなくて、ジャニーさんを探すところが麿さんらしい。

とにかく目立たないように裏方に徹する人だったようです。

そして、なんでも自分でやってしまう人だったとか。

車の運転はもちろん自分、新幹線のチケットも自分でとる。皆んなのチケットも知らない間に手配して買ってあったり。

“プロデューサー”とタレント皆んなが敬意を込めて呼んでますが、生まれながらのマネージャー気質なんだな。

「ユー、やっちゃいなよ。」「ユー、最高だね。」「ユー、どうしたの?」所属タレントの全員を「ユー」と呼んでいた。

ジャニーズ事務所担当記者が理由を聞くと

「ウチは大勢いるでしょ。もし間違えたり、思い出せないでいたら相手はきっと悲しむ。だから平等に“ユー”って呼ぶことにしたんです。」

芸能界の大立者だけどいつも謙虚で腰が低かったとか。50歳も年の離れた記者にも丁寧語で話す人だった。

とにかくタレントの側に寄り添い、タレントのために生きた人生。

思いやりと気配りの巨星、ナチュラルボーンマネージャー・ジャニー喜多川さん。一度お会いしてみたかった。

ご冥福をお祈りします。

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1973年9月、テレビの収録中に頭部を負傷した郷ひろみを病院で看病するジャニー喜多川氏。photo by 日刊スポーツ。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:30| ブログ?