2019年07月30日

発想

さてアウシュビッツの余韻を断ち切って、本来の目的である合宿に向けます。

先ずは、作品創りを一番の目的とする。

それを通して、舞踏の真髄を伝える。

では、舞踏の真髄とは何なのか?言葉で伝えるのではなくて、からだで体感させ、心で感じさせる。

そうさせるためにはどうすればいいのか?

“舞踏とは何か?”疑うという舞踏の魂のような部分を大切にしつつ“何でもあり”。

これはひとつの答えでありこれで全てである。とも言えるかもしれない。けれどそのことは口にしない。口にするとそこで終わってしまう。

先ずは、アタマを空っぽにする。何もかも忘れる。自分が誰か、いままで何をやってきたとかどうでもいい。放り投げ出す。

と、同時にカラダも空っぽにする。力を抜く。カラダを思いっきり投げ出す。カラダの内側に耳を澄ます。感じる。

カラダというのは、水の一杯に入った皮膚という柔らかいものに包まれた袋である。これは事実である。赤ん坊は生まれた時は約80%近くが水分である。

と、お尻の穴とおへそのあいだ、丹田に生命が生まれてそれが目覚めようとするからからだもうごく。

というような導入から、からだをつかってイメージを駆使して作品を創っていく。逸脱寄り道上等、とにかく面白い瞬間をつくりだす。

そして今回は、曲ではなくて音が欲しいなあ。

とか合宿のことにアタマを巡らせながら、ホテル移動です。

一昨日は、古谷の家のすぐ近くをブッキングしてパートナーのかなこさんと一緒に晩ご飯を頂きました。

楽しかった。

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博物館のかっこいいポスター。

昨日は、福崎まゆみの家の近くのホテルへ移動。

電車と地下鉄を乗り継いで行きます。途中の大きな駅でユーロを両替、歩いているとでかい面白そうな博物館があったので寄り道します。

色んな歴史の展示があって、やはりあの頃の展示もあった。どこまでも追いかけてくる戦争の記憶。

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アウシュビッツではポーランド人の写真だったけど、こちらはユダヤ人かな。

さてホテルに到着、溜まっていた洗濯をしてシャワーを浴びてほっと一息。そうこうしてたら土砂降りの雨が降り出した。ドイツにきて初めての雨。

そろそろ古巣、大駱駝艦の夏季特別舞踏合宿も始まったかな。

らくだかんの合宿は、世界から30人限定で募集して行われる毎夏の行事です。

在家舞踏手は麿さんと寝食を共にできる貴重な機会、合宿生にとってはらくだの雰囲気を吸収できる絶好のチャンスです。

こちらブルーリン城の合宿は4年に一度なのか、世界から80人ぐらいが集まって行われます。人数がとにかく多い。

人数が多ければそのぶんへんな人も多くて大変で面白いぞ。

こちら約20年間、らくだの合宿で鍛えているのでお手並み拝見。古谷が忙しいと言ってたけど合宿ではいかに遊ぶかが肝要なので関係なく遊びまくるぞ。

適当で良い加減にいきます。

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人数が多いと食事当番もたいへん。そして失敗は許されない。photo by Emiko Agatsuma.
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 09:01| ブログ?