2019年08月07日

進歩

ここドイツはブルーリン城にいると、遠い日本のことを忘れがちになってしまいます。

ヒロシマのことも東の果て、見知らぬアジアの島国の出来事のようです。

この『ブログ?』でも張り切っていろいろとアイデアを温めていたけれど、気力と時間がないのでまた来年です。

さてブルーリン合宿二日目は、参加者が自己紹介をしました。

60人が1分ずつ、何でもいいのでからだをつかって自分を紹介します。

皆さん、個性豊かで面白かった。その中でも一番印象に残っているのは、二人の子どもに母乳を与えながらの自己紹介でした。

当たり前で自然な行為だけど、いま東京では人前でやってはいけないことなのだそうです。

そんな馬鹿馬鹿しいルールをあざ笑うかのような彼女のパフォーマンスは華麗であり、清々しくこころに響いて母親の強さにジーンときた。

アジア人の青年が「さっ」と出て来て「すっ」と服を脱いで、全裸になって窓際でじっとストップして絵画のようになっていたのも見事だった。

一瞬の閃きと思い切りの良さ。これまた爽快だった。

他にも色々な面白いパフォーマンスがあったけど忘れてしまった。しかしきっとこころの中に記憶が刻まれていると思います。

その後、予定が変わってワークショップが入った。今日はクラスはないと思って油断していたけれど大丈夫。

しっかりとやって終わり。もう一発盛り上がらずに、参加者の気が重かった。なぜだろう。

三日目は、午前中のクラスを受け持ってこれまたもう一発盛り上がらないので、あの手この手で盛り上げる。講師のフェリックスという人が参加しててへんな人だった。

午後はそのフェリックスのクラスへと参加。

通訳を入れずに受けたので、最初は戸惑い。それからだんだんとやりたいことがわかって、でもやりたくなくて。何故か?恥ずかしかった。

みんな全裸になり始めて性器まで見せて気が狂ってる感じになっていく。暗い気持ちになって嫌だなあ。

恥ずかしさのないものは、単に下品なだけなんだ。

そうして、だんだん腹が立って来てそれをやらせているフェリックスに頭にきた。怒りながら「じゃあ、踊ればいいんだろう。」とひとしきり暴れて。

とても舞踏的であり、先鋭的でもあって結構な応用編なワークショップだった。たいへん刺激を受けました。

今回、4回ワークショップがあるけれど、毎回初めてのひとなので基本的なことを重点的にやっていた。

けれど確かに一期一会であり、最高に面白い瞬間をつくることだけを考えなければならない。

そう考えを改めさせられたのでした。

あたまが固くなって決めつけていた。もっと柔らかく自由自在に。

もっと、スリリングに。

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左から、湯山、真ん中:ムードメーカーのアシスタント、エロン、左:森の妖精のようなマックス。

posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:10| ブログ?