2019年08月17日

本番?

昨日はショウイング初日でした。

全体的には、緊張感が漂いつつも楽しんでやろうという気概に満ち溢れた、いい発表会になったと思います。

自分たちのパートでは、オープニングが一回もうまくいっていません。

いわゆる初日が出ていないというやつです。

客入れも兼ねて雲太郎が喋って、それから5分間ソロを踊ってブルーリン城の巨大なドアが開いて皆んな出てくるという段取りだったけれど、5分経っても一向にドアがオープンしなかった。

「いったいどうなっているのだろう。」と思いながら気が遠くなるような時間のソロを踊って、できる限りのことをやってようやくドアオープン。

そこからは良い感じに進んで次のシーンへと移行していきました。

メインホールで正朔さんと、今日惜しくも帰国してしまったリアントの組みへとバトンタッチ。

丁寧に踊られる群舞がとっても素敵で観入ります。

二人のお母さん“ラファエラ”の踊りが更に素敵で「ジーン」としたり。

_DSC9120.jpg
マチルダの奥様、ラファエロ。土方巽のメソッドを越えて出て来た踊りだそうです。とっても感動したのでそう伝えたけれどあまり喜んでなかったのでうまく伝わらなかったか・・・

リアントとリーザの牧歌的なデュオがあったあと、振付家が登場という段取りだったけれどそのデュオに見とれていたら大西さんが真っ先に登場。

良い雰囲気をぶち壊すように出て来たのでびっくり。よくそんなことができるなあ。と感心。

振付家8人の軽いインプロがあったあと、全員登場してグランドフィナーレ、お客さんも大満足だったでしょう。

シャワーを浴びたあと、ビールをゲットして夜食を食べようと食堂へと行ったら、ゼネラルマネージャーのヘンリエッタがもの凄い剣幕で何かまくしたてるので困惑。

よく聞いたら「生徒が待っているのにあんなに長くソロを踊って“ボーリング”だ。」と言っているようで「I don't know」と答えます。

ぜんぜん聞かなくて大声で“ボーリング”を連発していて、周りの大勢の合宿生も何事だとこちらを見ています。

罵っていることだけはわかったので、湯山を呼んで訳を話させたけれど公衆の面前で身に覚えのないことで罵られて、だんだん頭にきて外へと出て満月に大声で叫びました。

「二度と来るかぼけ。」「もう帰る。」と腹が立って腹が立って「くそー。」と部屋へと戻ったらヘンリエッタがドアの前にいて土下座をして謝ろうとするから慌てて止めた。

完全な誤解だけれど俺はスリリングで面白かった。しかし彼女はそうは感じなかった。ボーリングは退屈という意味らしくまあ仕方ない。

60人の合宿生に会場が五つもあるのにスタッフが限りなく少ないのです。まったく足りていないのです。それなのに完璧を目指そうとする人がいる。

もっと柔らかくフレキシブルにやればいいのに。それこそがワークインプログレスなのだと思います。

決めつけずにトラブルや失敗も楽しめばいいのに。そうすればお客さんも楽しんでくれるのです。

バーに戻ったら、リーザに「退屈なんてことはまったくなかったよ。」と慰められて「ダンケシェン。」

言語を越えたコミュニケーションの面白さと、理解しあえない言語の違いの面白さを痛感した夜でした。

今日は二日目。

オープニングの初日を出すぞ。

_DSC9495.jpg
「リーザ、ありがとう。」彼女は結構なお金持ちでなんと子どもが4人いるとか。All photo by peter van Heesen.
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:59| ブログ?