2019年09月24日

服従か自由か

昨日、19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで起こった、参政権獲得を求めて闘う女性たち“サフラジェット”の映画を観ました。

厳格な男性支配の時代、闘争に巻き込まれていく一人の女性のお話でした。

朝から晩まで働きパワハラ的な性的虐待をうけ、理解のない旦那と子どもの世話に明け暮れつつも女性としての自立に目覚めていく。

権力の手先であり時として暴力装置になる警察の嫌がらせで工場をクビになり離婚し、旧態依然の近所の陰口に悩ませられながらも社会を変えるために闘い続ける女性の姿を描いていました。

闘争を率いるのは、ミリセント・フォーセットとエメリン・パンクハースト。

穏健派のフォーセットに対してエメリンは自らを“サフラジェット”と呼んで活動をはじめた。ちなみに“suffrage”は投票権の意味だとか。

サフラジェットの行動は、過激で街のショーウィンドーに石を投じることからはじまって、サフラジェットを弾圧した保守首相ハーバード・アスキスを暗殺しようとしたりする。

最初は擁護していた議員が彼女たちを裏切ったら、暗殺しようと別荘に火をつけて12人を殺害したりした。

1913年には、ジョージ5世が所有する馬の前に身を投げ出して死んだ女性が居た。

女性の名はエミリー・ワイルディング・デービソン。

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右:キャリー・マリガン演じる主人公、モードとエミリー。photo by Google.

サフラジェットの中でも最も過激なメンバーの一人で、王への抗議の意味を込めて身投げをした。映画ではクライマックスとして描かれていました。

あまりにも過激なサフラジェットの活動は、10年余りで幕を閉じました。フェミニズムの象徴としていまでも取り沙汰される彼女達ですが、実際に効果があったかどうかは意見が分かれるようです。

それから15年後の1928年にやっと男女平等の参政権がイギリスでは認められた。

「パンクハースト家で、代々受け継がれている教えがあります。『ことばより行動を』というモットーです。

これはエメリンが常に口にしていた信条で、静かにしていることを暗黙の了解とされていた当時の社会で、問題に対して行動を伴って立ち向かおうというメッセージが込められていました。」

そう語るのは、パンクハーストのひ孫で自身も女性や子どもの貧困解決を支援するNGO団体『ケア・インターナショナル UK』のアンバサダーを務めているヘレン・パンクハースト。

1960年にセイロンで世界初の女性首相が誕生。

それからイギリス、ドイツ、カナダ、アルゼンチン、フランス、ポーランド、ノルウェー、フィンランド、アイスランド、アイルランド、デンマーク、ラトビア、コソボ、ウクライナ、スロベニア、スロバキア、エストニア、クロアチア、リトアニア、リベリア、ラトビア、インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、トルコ、イスラエル、ニュージーランド、オーストラリア、トリニダード・トバゴ、ブラジル、ジャマイカ、ニカラグア、コスタリカ、ペルー、チリ、モザンビーク、タイ、シンガポール、フィリピン、韓国、台湾、to be continued.

世界中で女性の国家元首が生まれているが、日本ではまだまだこれからですね。しかし、こんなにいるとは知らなかった。AFRO

わたくしは、母親が“女の気持ち”ペングループの会員だったり“あしたをひらく女性の会”の代表をしていたので影響を受けて骨の髄までフェミニストです。

もしも女性たちが本気で立ち上がり、世界から遅れまくっている強固な日本の男性支配社会を正そうと活動をはじめたら全力で支持し応援しますよ。

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バッキンガム宮殿前で逮捕されるエメリン・パンクハースト Photo by Google. 参照:Wikipedia. Google.
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:35| ブログ?