2019年10月08日

個から他へ

今日は『まつもと演劇工場』にてワークショップです。

最近は、連日カリキュラムを考えていました。

今日は二人で自己紹介をするので組み合わせをイメージ、紙に名前を書いてどんなペアだったら面白いか。色々と想像して考えます。

これでどうかな。と次の日にあらためて見たら、男女のペアにしていて自分の考えのつまらなさに気付く。

別に男女に分ける必要はないのだ。やり直し。組み合わせの可能性がさらにふくらむ。

組み合わせの妙というのは必ずあるので、あらゆる可能性を考えて「あーでもないこーでもない」とやっているとよくわからなくなってきて、自分たちで決めさせるか。と思い至ったりして。

どれだだけ想像しても作為的なことは、偶然には敵わなかったりもするし。

一緒にやりたいという人もいるだろう。気があう人とやれるほど楽なことはない。だが楽なことをしていては学びは少ないかもしれない。

けれど社会に出ればお芝居は気の合う人とやるだろうし、その縮図だとしたら自分たちで好きに決めるほうが正しいのかもしれないとか思ったりして。

ギリギリまで考えますが。

前回、二人休んでいたので先ずは自己紹介。

続けて何回かやって、それを面白くしていこう。

次に個について説明し個について考え、なぜ自己紹介から入ったのかを説明する。

今回、演劇工場長の加藤直さんからあついメッセージをもらっているので、それを基にワークショップを進めています。

「表現とは“他者”を求める、或いは作り出す行為ととりあえず置く。つまり他者の存在の認識から始める。他者との関係から自己を、新しい自分を発見していく。」by 加藤直

今日は自己紹介を二人でやってみる。そこでは個と個とのあいだに関係が生まれてくる。

しかしその前にソロを踊らせるか。

自己紹介から入ったので言葉が多い。言葉をそぎ落とす作業よりソロを踊らせたほうが早いかもしれない。

ソロダンスと自己紹介との面白いところを取っていって、ミックスして二人の作品を創っていこう。だいたい踊りの方が面白いのだけど。

そうして次回は三人に増やす。さらに変化する関係。可能性が広がるといえるし、複雑化するともいえる。

試行錯誤しながら時に立ち止まって、皆んなで考えたりして進めていこう。

『人の前で面白くあるためにどうすればいいのか』というひとつの大命題を抱えつつ、あらゆる可能性を試し考えられる限りの方法で面白い瞬間を作り続けるのだ。

頭を柔らかくして決して決めつけず、遊び続け遊ばせ続け、挑戦し冒険し続けられたらいい。

直さんの言うように、自分をそして他を挑発し続けられたらいい。舞台表現の挑発か・・・

次は音楽家の井上祐二Dillが来てくれるので楽しみ。

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かとうただし。2013年オペラシアターこんにゃく座、林光歌劇場『セロ弾きのゴーシュ』稽古場より 撮影:姫田蘭。“ちょく”さんは愛称なのか。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:05| ブログ?