2019年11月15日

もっともっと

さあ、一般公開初日。

やれる限りのことをやろう。『ブログ?』を記し終えて10時から全体で稽古をします。

間口が広すぎるので、スタッフのミキさんとヤマザキさんに袖を立ててもらいます。照明も各場所に設置をお願いします。

湯山、かなこ、今井さんの3人で踊るヒロシマのシーンの稽古をします。湯山に任せて皆んなのために買い出しに走ります。

小雨の中、自転車で走ります。

手が冷たくて手袋をしてくれば良かったと後悔するけれどあとの祭り。「手が冷たいなあ。」と思ったときは既に手遅れでからだの芯まで冷えているそうです。

スーパーへいってみかんとバナナを買って、あとは夜のビールを買います。「この一杯のためにやってるんじゃない。」と川口隆夫さんが言うように大切なものなので欠かさないようにします。

スーパーには『冬物語』が売っていないので、途中酒屋へ寄ったりコンビニへ寄ったりします。秋味や冬物語の季節ものは美味しいし大好きです。もう冬か。

買い出しを駆け足で終え帰るとヒロシマの踊りの振り移しが終わっていたので、頭からスタッフの方にも説明しつつ実際にやっていきます。

シャワーキャップを数枚かぶってオープニングからやっていきます。実際は30枚かぶります。

少し舞踏の歴史についてレクチャーして、湯山と『舞踏虎ノ穴』の踊りを合わせます。この踊りは金粉ショウでもやっているし大丈夫だろう。

土方さんと大野さんについて喋って、即興のシーンへ。即興は閃きとその瞬間のもの、稽古をするようなものではないので飛ばして次へ。

土方さんのトレースです。かなこは短時間でよく覚えてやっています。明るく元気に振舞っているけれど結構プレッシャーがあるのではないのかな。

俺も側で見守ります。2020年はここで『慈悲心鳥がバサバサと・・・』を喋ろう。今回は都志に忘れてきたのでなしです。

原爆と舞踏について喋ってから、ヒロシマのシーンへ。

湯山が連続でずーっと出ているのでたいへんそう。そして自分がオープニングと舞踏虎ノ穴しか踊っていないことに気づく。要所要所で喋っているのでやっている気になっていたけれどこれではいかん。と思う。

3人ではなくて、ソロにしよう。ユニゾン・揃い振りも多すぎるし、そうしようと決める。

そうしてラスト。ここはまだよくわからない。けれど決めつけずにいってみよう。

いい感じだったので、それぞれで微調整、練習稽古をしてもらって19時半の一般公開を目指します。とにかく一回やってみればすべてがわかるでしょう。

そうして19時半からスタート。シャワーキャップを30枚かぶったら何にもまったく見えなくなって、手がかりの袖にもたどり着けずにどうしよう。

なんとか舞台へと入れてそこからは一気に続けます。シャワーキャップをすべて取って自己紹介をしたら笑いが起こって狙い通り。「よしっ」

舞踏虎ノ穴のシーンも建一郎がトラックを入れてくれて格段に格好がよくなって気持ちよく踊らせてもらって「よしっ」

建一郎はとにかく踊らせてくれるのです。その才能はほんとうに素晴らしい。「ありがとう。今後ともよろしく。」

IMG_4610.JPG
音楽:築山建一郎。「音楽家として売れたら、会社は若い奴に任せますわ。」言うてた。世界中を一緒に回ろうぜ。

即興もいい感じでよし。土方さんのトレースもいい感じでよし。ヒロシマのシーンはソロにして正解、幕の後ろで3人が影で踊るという湯山のアイデアもよし。

そうしてラストへ。ここだけがまだまだだけれど「今日はここまでにします。」

終演後、田口館長が「いや、面白かったですよ。」といってくれて思わずガッツポーズ。苦労が報われる瞬間です。お客さんも「不思議な世界でした。」と感想を述べてくれた。

吉田さんは「レクチャーという感じがとってもしました。」と感想を述べてくれて「舞踏の歴史もわかりつつパフォーマンスもあって・・・」そのあとは何と言ってたか。

「進んでいる方向は間違っていないということです。」と湯山がまとめてた。そうだな。

城崎国際アートセンターの全面バックアップで創られたこの作品はいまが多分、最大規模。大は小を兼ねるではないけれど、ここ城崎から今後、規模をそれぞれの場所で変えながら会議室、公民館、大学の教室、etc..etc...

劇場ではない、世界中のあらゆる場所でやっていけると思います。

今日は、昨日の映像を皆んなで観て反省やもっとこうしたほうが面白いという箇所をチェックしてブラッシュアップをしていこう。

そうして明日の一般公開二日目を目指します。もっともっと面白くするぞ。

unnamed-7.jpg
唯一の舞台美術の幕。制作:杉山至。軽いので世界中どこへでも持っていけて、いまのところメキシコへといっている。杉山さんに相談して今後、その場所に合わせて大小色々とつくろう。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:07| ブログ?