昨日は、起きたら8時だったのでまずは『ブログ?』を記します。
それから、昨日買って食べなかったたこ焼きとちゃんぽん麺の残りのスープに卵をぶち込み温めて頂きます。
お腹が満たされたので最後の温泉へ。もちろん近所の鴻の湯です。晴れていたので露天が気持ちがよかった。疲れをゆっくりと癒します。
温泉を出てアートセンターへと帰る道がなだらかな登り坂になっていて、ここでいつもへとへとになる。
「はあはあ」言いながら到着、部屋へ戻って二度寝します。
一番贅沢な瞬間です。『新源氏物語』を読みながら“キャットナッパー”を試みるけれど眠くならないので、やめて"Concrete Jungle"を聴きます。
何回聴いても格好がいい。ピータートッシュのギターリフでゆったりとはじまりバレット兄弟の弟、カールトンのドラムがリズムを刻みはじめます。
そして、兄アストンのベースが重低音で入って来ます。そこへリードボーカル、ボブ・マーリーの歌が入ってきてバニーウェイラーとピーターのファルセットコーラスが粘りつくようにハーモニーを奏でます。
"Cach A Fire" 英国版。Photo by Google.
最初は“ザ・ウェイラーズ”、バニー・ウェイラーとボブ・マーリー、ピーター・トッシュのボーカルグループだった。
”Cach A Fire"のレコーディングの時にボブのカリスマ性に気付いたアイランドレーベル社長、クリス・ブラックウェルが“ボブマーリー&ザ・ウェイラーズ”というグループにしてしまった。
それに反発したバニーとピーターがグループを脱退。ウェイラーズという歴史上稀にみるコーラスグループは解散してしまったのでした。
さて11時にチェックアウトなので、まずは荷物をまとめて部屋を片付けてシーツを外して所定の場所へと持っていきます。
部屋が片付いたので次は、冷蔵庫を片付けます。
都志でもそうですが、なかなか食材を残さずに冷蔵庫を空にするのは難しい。今回も卵とレタスが残ってしまった。都志へと持って帰るか。
冷蔵庫が片付いたので、レジデンスの記念に柱にサインをします。吉田さんに「ここにお願いします。」と言われた柱に書く場所を探すけれどいい場所は埋まっていて殆ど書くところがない。
森下真樹がでかでかと場所を取ってやがってにゃろう。「もうちょっと控えめにしろよ。」と文句が出ます。
森下の下に少しスペースがあったのでそこへとサインします。
兵庫県出身の現代美術作家、束芋さんのサインも発見。
チェックアウトの11時が近づいて来たので、荷物を一階へと下ろし湯山が荷物を送るのでそのお金を払います。幕の配送料を清算、金布代も清算。
11時になったのでそろそろチェックアウト、けれども建一郎がどこかへ遊びにいって帰って来ないので待ちます。
戻ってきた建一郎に「鍵返した?」と聞いたら「あー、まだですわ。」と車に戻ったので、田口館長や橋本さんと雑談します。
その横を巨大なクマみたいなおっさんが横切っていったので、野茂さんのところの人だなあ。と横目で見てたら、田口さんが「野茂さんですよ。」と小声で教えてくれてびっくり。
湯山が走って追いかけていったので見にいったのかと思っていたら「握手してもらいました。」と興奮気味に戻ってきた。
ここアートセンターの3階が“NOMO BASEBALL CLUB”の宿舎になっていて、若者がプロを目指しているのです。
野茂さん太ってたなあ。そして、でかかったなあ。自分では如何ともしがたい、からだという持って生まれた天性のもの。才能がすべての野球という世界。最後に野茂英雄という怪物を見れて良かった。
大非難されつつメジャーへ渡り、日本人で初となるノーヒットノーランを達成。マスコミは手のひらを返した。Photo by Google.
待てど暮らせど建一郎が車から戻って来ないので、座席でもつくってるんかと思っていたら戻ってきて「あのねえ、うろうろと徘徊してるあいだに鍵がどっかへ行ってしまったんです・・・」
最初の日、吉田さんに「鍵の紛失に気をつけて下さい。」と言われて「鍵をなくしたらどうなるんですか?」と尋ねたら「いままでなくした人はいないです。」ときっぱりと答えられた。
「そうですか。」と思っていたけど、鍵紛失の第一号が我がカンパニーからあらわれたか。
しばらく皆んなで探して「ありました!」という黄色い歓声が起こることを期待したけれど、残念ながら起こらず。
まあそのお陰でゆっくりと田口さんと話したり、橋本さんと話せたのでよかった。
大阪へ出張で留守だった吉田さんが鍵紛失の知らせを聞いたら、びっくりするだろうなあ。
建一郎が柱に“I lost roomkey sorry!"とかサインしてた。
いままでに色んな人が滞在制作をしてて、知っている名前が多い。