2019年12月11日

業として他人の就業に介入して利益を得てはならない

企業に都合のいいようにつくられた名ばかり事業主という制度によって、過労死したひとの記事が新聞に載っていました。

業務委託される個人事業主のことでいま問題になっているとか。企業が責任を負わず個人に責任を押し付ける。

非正規雇用というのもだんだん問題になっているようです。法律が改正されて限られた業種にしか派遣できなかったのが、原則自由化され、製造業などへも拡大していってる。

悪法と名高い、2003年の労働者派遣法の規制緩和によって非正規雇用は増大したのです。「パートと馬鹿にしないで。」いう記事ものってた。

マックスバリューへ行っても働いているのは女性ばかりだけど、あの人たちも非正規雇用なのだろうな。

安くこき使って企業は莫大な利益をあげ、芸能人をつかってテレビCMを流して企業のイメージだけはアップ。

「正社員はいらない」by 竹中平蔵

毎日新聞に載っていたのは、佐川急便で働いていた人のことでしたが自分も若い頃に佐川でアルバイトをしたことがあります。

あれは本当にたいへんだったなあ・・・

派遣会社に言われたとおり夜の10時ぐらいに集合場所の倉庫事務所へ行ったら真っ暗で、テレビだけが光ってて全員がペルー人だった。

皆んな押し黙ってて殺伐としてて暗くて、限りなく重ーい雰囲気。

時間になったら佐川の社員なのか、やくざのようなおじさんがやってきて皆んなのろのろと整列。新入りは全員番号で呼ばれる。

無駄口たたくな。みたいな威圧感で「ここは刑務所か?」入ったことはないけれどそんな雰囲気。

そうしたら何の説明もなしに解散、それぞれいつもの持ち場に散って行く。こちら初めてなので持ち場もクソもないのだけど、皆んな急に殺気立って忙しそうに働き始めた。

機械が轟音をたてて動きはじめる。放って置かれてただ立って呆然とぼんやりする新入り。

「はあ、そういうことですか。」と、手が足りなさそうなところを探して無理に入って作業を手伝う。

最初についたおじさんは「何も考えずに荷物を流すんだ。」いうてめちゃめちゃにどんどん荷物を流してた。それでも荷物は溜まってしまいコンベアから次々と落ちて行く。

次についたところは、とにかく重量物が多くてへとへとくたくたになって腕がうごかなくなった。確か朝まで一回も休憩がなかった。結局アルバイトなんて使い捨てぐらいにしか思っていない。

完全に人間扱いをされなかった。酷すぎる。

一緒に来てた大学生なのか、若い子は無視され続け結局朝まで何もやれずに立ち尽くしてた。ショックだっただろうなあ。

朝仕事が終わって、ボロ雑巾のようになって電車で家へ帰ってしばらく寝込んでしまった。栄養ドリンクやらなんやらで、結局バイト代は手元にほとんど残らなかった。

徒労感にほとほと嫌気がさして、二度とやらなかったのでした。

「労働者は直接雇用されるのが大原則です。

労働基準法6条は“何人も、法律に基いて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない。”とします。

中間搾取は不安定・低賃金・権利保護がされないなど、労働者を不幸にするからです。」〜渡辺輝人 弁護士(京都弁護士会所属)2014/10/29(水) Yahoo! news.

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中央:竹中平蔵氏。労働者派遣法の緩和に尽力し、大手人材派遣会社パソナグループの会長に就任。鬼平犯科帳の長谷川平蔵と名前は同じだけどやってることはだいぶん違う。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:08| ブログ?