2020年01月22日

面白いことをやりたい

昨日は慶応大学アート・センター主催の佐藤信さんの講演を聞きに三田へ。

題材が『土方巽』なので、2月11日のアイデアを何かしら頂けるのではないかというスケベごころもありつつ。

森下隆さんに会って話しを聞くのも有益だろう。森下さんは慶應土方巽アーカイブの所長さんで舞踏についてとても詳しいのです。

ソロ公演『舞踏?』をやるにあたって一度訪れたけれど、土方巽についての印刷物や記事、その他あらゆるものが集まっていてアーカイブされています。

あの時は初期の土方の活動についての貴重な新聞記事のコピーを頂いた。

電車に乗って気が重く向かったが、途中で佐藤さんはお喋りが上手だろうしそんな人の話を聞いても自分のパフォーマンスの参考にはならないかもしれないぞ。と自分を説得。

ましてや、のなか悟空さんのドラムライブがあるので、その点でも参考ということでは全くならないかもしれない。と心で自分に言い訳。

だんだん嫌になってきて、降りる予定の駅をやり過ごしてそのまま終点までいく。

心の底から観たい行きたいと思うのではなくて、作品のためとか考えて嫌々いこうとするからこんなことになってしまうのだ。

少しうろうろしてから売店で戌井君が連載している週刊ポストを買って引き返します。

車内で週刊ポストを読みながら「どんなこと、どんなものからでもアイデアや閃きは得られるのだ」と自分を励ましつつも、行けばよかったと猛反省したり。

心が揺らめき続ける。

貴重な佐藤さんの話しを聞けば何かしらのアイデアは必ず得られたかもしれないのに・・・思いつく限りやれる限りのことをやって本番を面白くしようとする当たり前なのに。

どうして気が変わったのか。ほんのちょっとしたきっかけですべてが悪い方向へと進んでしまうこともある。とか急にどきどき不安感がよぎったり。

いまからでも向かうか・・・いや最初の雰囲気を見たかったので時すでに遅し。後悔さきに立たず。

意気消沈しつつ高田文夫さんの連載を読んでいたら、イッセー尾形さんのことが書いてあった。

新春に高田さんのラジオへと毎年ゲストでやってくる。

勝手にいろんな楽器を持ってきて自由に新春コンサートをやって、なにごともなかったかのように帰っていくとか。

そんな話を読んでいたら「そうだよなあ」と思い、気が少し楽になって元気が出る。

難しく考えずに楽しくなるようにやろう。おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい時間になるといいなあ。

自由自在の舞踏の精神そのままに、決めつけずに自由に遊ぼう。架空のアンケートをたくさんつくってそれをもとに展開していこう。

そうか、こうなりたいと思う方向へと進めるようなアンケートをフィクションでつくればいいのか。演繹法でつくればいいのだな。

ノンフィクションとフィクションを織り交ぜて構成して、でも決めつけすぎずに即興の部分も大切にして。

最初はリラックスしてのんびりとはじまれるようにしたい。『あんま』の精神だ。

本番まであと3週間・・・まだまだこれからです。

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高田さんの連載で紹介されていた尾形さんと小日向さんと大泉さんの3人芝居『ART』。そういえば學ちゃんが「いまデザインしてる」言うてたな。Photo by エンタステージ
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 09:52| ブログ?