2020年02月20日

エコー

子どもたちとのワークショップ、振り返っては「楽しかったなあ」と余韻に浸っております。

5回、1日2時間・・・2時間というのがやってみると手強かった。

毎回、振り回されて終わるとへとへとに疲れ果てて抜け殻みたくなっていました。

しかし、喉もと過ぎれば熱さ忘れる。

前回に拗ね気味になって、二人で長く対話したリョウスケが休んでいて残念だった。けれども同じチームのユウダイとチセアはそんなことはまったく関係なく楽しそうに踊っていた。

ユウダイとチセアは普段は踊りの才能を発揮する場所がないらしいので張り切っていた。

常に元気だったハルノ、カイト、シンゴのチームも楽しそうに遊んでいた。3人ともアイデアマンだから最後のさいごまで創意と工夫がとまらなかった。

静かな抑えた踊りをするタイガが休んでいて、二人で踊るのを楽しみにしていたので残念だった。けれども大人は一緒に踊らないほうが子どもがよく見えていいと今回、あらためて実感した。

ソラと踊っている東洋を見ても思った。大人のほうが目立ってはいけない。

ソウジロウとリコトとカノンとナナのチームも先生が一緒に踊っていたけれど、子どもたちだけにしたほうが良かったな。心配だから一緒にやりたくなる気持ちは痛いほどよくわかります。

けれどもそこは「ぐっ」と我慢して、信じてあげるほうが子どものためになるのです。揃っていなくたっていいし間違えたっていいし、どうなっても良いのです。

そして、それが面白いのだ。

そんな風に感じてカズマ、ハルマ、フク、トモキ、ソウタ、センショウ、リュウスケのチームと一緒に踊ろうと思っていたけれど、やめました。

子どもたちだけで踊るほうがだんぜん美しいのです。

石神井の学校でワークショップをやった時は、先生たちとのミーティングを重ねてだんだんと子どもから離れるようにしてもらった。

「子どもたちだけでやるなんて無理だ」という意見も最初は出たが、最後は勇気をもって離れてくれた。「手放すのは怖かったけれど、離れて観ていたら感動した。」と理解も得られた。

次回はそういうヘルプの先生たちとのミーティングもやろう。

女の子は「発表がある」とお洒落をしてきていたと、終わったあとに芸術家と子どもたちの舩元さんから聞いて「へえ」と思った。気づかなかったので反省。

全体的に振り返ると2回目の新聞をつかった日がクライマックスだったと感じる。責任者なんていない完全に自由な空間。観ているひとなんていない時間。

一瞬一瞬が二度とない掛けがえのないときだった。

帰りに「もう会うことはないかもしれない。」と彼ら彼女らの姿を見ながら思う。

けれどもそんなおっさんの感傷とは無縁に、子どもたちの日常は続いていくのでした。

「どうぞ、元気で幸せになってください。」

IMG_4708.jpg
子どもたちと踊るときに使おうかと思っていた扇子。結局は使わなかった。「岡田先生お疲れさまでした。ルツさんありがとう。」
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:19| ブログ?