2020年02月21日

笑顔

今回、ワークショップをやっていたのは特別支援学級でした。

スマイル学級というとても雰囲気の良いクラスだった。

最初は「なぜ分けるのだろう」と疑問に思っていた。

けれども一緒にワークショップを重ねるうちに、こちらのほうが自然なかたちなのかもしれないと思うようになってきた。

色んな個性の人がいる多様な社会そのもののようなクラス。

1年生から6年生までが同じクラスで一緒に学んで共に生きていく。6年生が2年生の面倒をみたりしてる姿がまるで兄弟みたいで、素敵だった。

その雰囲気をつくっているのは今回、呼んでくれたチームリーダーである岡田先生。

自分がワークショップと学園祭での発表をやった特別支援学校に前はいた。

石神井の特別支援学校は重度と言われる子どもたちが集まっていて、入ってみるとなんというか皆さん動物みたいでその動物さが自然というか本来の人間の姿なのだという気がした。

コミュニケーションは言葉だけではない。

言葉を使うのが当たり前という前提さえ捨てて対すれば目でものを言っていたり、態度や雰囲気ですでにものがたっていたりするのです。

猫は、一緒に暮らしていても言葉なんて使ったコミュニケーションは取らないけれど、意思疎通は十分できる。

犬なんてもっと意思疎通が出来る。ゴリラとかだったらもっとコミュニケーションの取り方は複雑になるだろう。

コアラとか駱駝はどうかな・・・

スマイル学級には自閉症気味の子や多動とかダウン症の子がいて、その他にもそんな分類なんて関係ないような子どももいたのかな。

なぜこの子はこのクラスにいるのか?不思議に思うような子もいたけれど、なにかあるのだろう。ケーキを切れないなんていう子どもも入っていたりするのかな。

見た目で分かりやすいのはダウン症の子どもたち。

皆んな愛嬌があって人なつこくってユーモラスで、そして踊るのがとっても好きだった。舞踏というよりもダンスが向いていそう。ダウン症の子どもたちのダンスグループがあったな。

ダウン症の人たちは芸術方面に才能を発揮することが多いので、それでなんとか食べさせてもらえるような状況をつくりだす。

世界中にそういうサポート施設はあって、日本でも全国に出来てきているようです。

自閉症の子どもたちは舞踏向きです。奇妙奇天烈な踊りを繰り広げてくれます。とっても静かに踊ったり面白い仕草を繰り返したりするので観ていて飽きません。

自閉症の人たちもとんでもない才能を発揮するので、その才能をどう伸ばすかが重要。

少子化で学級はどんどん減っているけれど、特別支援学級は逆に増えているのだとか。同じ年齢で分けて集めるなんていう利便性だけを考えた作為に無理があるのだとやっと気づきはじめたか。

画一化して同じことをさせるなんていうことが出来ないとやっと気づいてくれたか。

多様であることは決して特別なことではない。

そうして多様なことを受け容れられる豊かな社会をつくっていきましょう。

inu.jpg
天才書道家、金澤翔子さんの作品。Photo by Google.
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 07:29| ブログ?