2020年02月22日

いい経験

娘の受験が終わりました。

毎日毎日、朝6時に起きて深夜2時まで勉強し続けていた。

「夢見ることができれば それは実現できる」そう机の前に貼り紙して日々、努力をし続けていた。

発表はまだ先だけれど、そこまでやっても合格しないかもしれないのだって。

そんなに厳しい世界があるのだとはじめて知ったかもしれない。オリンピック選手でも寝不足になるぐらいまでは練習しないだろう。

しかし、人生に一度ぐらいはそんなことを皆さん経験しているのか。

いま朝6時に起きて深夜2時まで仕事をしている人がいたら、心配になるな。おいおい、それってブラックだぞー。

受験戦争か・・・

それをビジネスとして喰いものにしている奴らがいる。そういう輩は霊感商法と同じで不安を煽ってくるので気をつけましょう、ましょう、魔性の商売。

いっぽうで熱心に子どものことを考えて指導してくれる先生もいるのだけれど。

そこまで厳しい世界に身を置いて「その先には何があるのか・・・」とも思う。社会の敷いたレールに乗れば、必ず幸せになれるのだったら良いのだけど。

一流大学へいき、一流企業へ入る。

一流企業で給料が良いから満員電車なんて乗らなくていいのか。自家用車で通勤する。

結婚して子どもが生まれて夫も育休を取ってくれて順調に子育ても終える。課長になって部長になって専務になって、その頃はハイヤーで送り迎えだな。

無事に定年になって一流企業だから相当な退職金をもらって、それで南の島に家を建てて陶芸をやりながら余生を送る。

「うーむ、悪くないだろう」

自分自身は中学2年生ぐらいではやばやとドロップアウトしたので、受験戦争なんて経験したことがない。

兄貴が猛烈に勉強していたけれど今回ほど親密ではなかったので実感しなかった。どころか猛勉強に励む兄貴をチラ見しながら遊び呆けていた。

兄貴は一流大学へ入り一流企業に入り猛烈に仕事をしている。そういう猛烈な運命なのだな。けれども幸せそうなので良かった。それが一番。

人生の目標なんて幸せになることといっても過言ではないでしょう。

朝6時に起きて深夜2時まで努力をしたのは大駱駝艦に入ってからだな。創作の魔力に魅入られて猛烈に働いた。

けれども努力は必ず報われるものではなく、どれだけ傑作を夢見て努力を続けても実現しないこともあるのだと身に沁みて体験した。

どれだけ頑張っても報われないことがある。いくら夢見ても実現できない夢もある・・・

自分は子どもの頃からそう達観していたのかもしれない。

挫折の毎日。挫折人生だな。そうして舞踏家なんていうこの世にまだないなりわいを選びとっている。

それでも生きている。

いや生きさせて頂いている。ありがたいことです。

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いまは叶わなくてもいつかは叶うもの、それが夢か。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:31| ブログ?