2020年04月01日

おかねの祭典

東京オリンピックの1年延期が決定しました。

今回の五輪は、もめごとが続きまったく上手くことが運んでいない印象をうけます。

東京電力福島第一原発の汚染水について「アンダーコントロール、管理下にある」そう安倍さんが胸を張って獲得したオリンピック。

だが実際は汚染水問題は管理下にあるどころか、まったく解決できていない。

まずは出発点に嘘、偽りがあったのだな。

「被災地を元気に、ニッポンを元気に」

復興五輪なんていうスローガンも欺瞞に満ちていて、実際はオリンピック会場の建設によって労働力や資材がどんどん東京へ流れてしまい東北の復興工事は遅れ続けている。

新国立競技場の設計問題。

国際的なコンクールで決定した案を覆すという、前代未聞の巨大スタジアム設計の白紙撤回。

ゴタゴタゴタゴタやった挙句に、ザハさんからクマさんへと設計者が変わりました。この白紙撤回の騒動でなんと69億円が消えた。なにをやってるんだろうなあ。
201811-tanetsuyoshi-photo8_full.jpg
建築家、田根剛による新国立競技場案「古墳というピラミッドのような鎮魂の場を作ることが、21世紀の世界に対するメッセージになるのではないか」いいねえ、岡本太郎だったらこれを選んだでしょう。image courtesy of DGT.

五輪選出にかかわる賄賂問題の発覚。

1票10万ドルで20票が集められ、成功報酬は約2億3千万円だって・・・新聞でも連日報じられていたけれど、スッキリとしないうちにいつの間にかうやむやなまま闇に葬られようとしている。

オリンピックの公式エンブレムの盗用問題。

佐野研二郎氏のデザインした公式エンブレムが、ベルギーの劇場のロゴに酷似していて訴えられた。

佐野氏はもちろん否定し舛添も気にしないとか言ってたけれど、他にも盗用や無断使用が発覚。結局、組織委員会はエンブレム使用の中止を決めた。

rogo.jpg
真似、模倣というのは創作の基本ではあるけれど・・・

さらに東京の海が汚いからとセーリングの会場が神奈川へと変更、東京の夏が暑いからとマラソンと競歩の会場が札幌へと変更・・・

そうして今回のウィルスによる史上はじめての会期延期。

中止はいままでに何回もあったけれど、五輪憲章を改正してまでの特例延期。延期するよりも中止にした方が経済的な損失は少ないという意見は、完全に無視されている。

東北の復興は遅々として進まず、福島第一原発の汚染水の問題はまったく解決していない。

都市型のコンパクトな五輪を目指しコスト削減を声高らかに提言していたのに、コストは異常なほどにどんどん膨らみ続けている。

国の威信をかけたオリンピックか・・・「もっと速く、もっと高く、もっと頑張れ、もっと!!」

「速くなくたっていい、遅くてもいいではないか。高くなくたっていい、低くてもいいではないか、頑張らなくてもいいじゃないか。」

そういい続けてきた舞踏とは、正反対の価値をもつ五輪なので自分はやらなくていいと思っています。

思っていますが、ここまで騒がれると気になってこの大騒動を興味深く拝見しているのです。

mori.jpg
誘致時の予算7000億円。とんでもない額ですがそれがなんと3兆円を超えるかもしれないだって・・・3兆円・・・か、かねかねかね、金じゃー。

参照:産経ニュース 2016年8月27日 AERA 2019年1月15日  神奈川新聞 2015年04月11日 読売新聞 2019年11月1日 共同通信社 2019年11月18日  朝日新聞 2020年3月28日 週刊新潮 2020年2月20日 Wikipedia  Google
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 07:36| ブログ?