2020年05月12日

もこにゃん

猫を飼っているのである。

なまえはもこにゃん。

正確には吾輩が飼っているのではなくて、ワイフと娘が飼っているのである。

もこにゃんは保護猫である。なのでひだりの耳がさくらの花びらのようにちょきんと切ってある。

いちばんなついているのは娘、二番目がワイフで吾輩は番外といったところであろうか。

近よると逃げるのである。

保護した保健センターの捕獲員が男だったのだろうな。追い詰められて乱暴に捕らえられたときの恐怖と衝撃がこころに残ってしまって、男性に対して警戒心が強いのだろう。

いつも大好きな娘が勉強しているつくえの上に寄りそって寝そべっている。

いつも娘のあとをついてまわっている。トイレへいったらそのあとをついていくのである。

娘は近づくだけでグルグルいってうらやましい。吾輩が触るときはそうとうに油断しているときで、けっこう長い時間をかけて丹念になぜないとグルグルいわない。

たまに寝込みをおそって抱っこをする。そんなときはとても癒されるのである。

愛玩動物か・・・ほわほわでもこもこで、あったかくてなんなんだろうあのいきものは・・・

猫ってのは、ほんとうに気まぐれである。さっきまでそこにいたのに、いまはちがうところにいる。昨日まで毎日あそこで寝てたのに、今日からはちがう場所で寝る。

自由闊達、融通無礙である。そして好奇心がとてもつよい。家中を鼻をふんふんいわせてパトロールしている。好奇心がとてもつよいが、とても怖がりである。

いつもびくびくしている。

そのわりにはふてぶてしく腹をみせて、まるでおっさんみたいに寝転んでいたりもする。

たまに観察していると間のとりかたが絶妙で感心するのである。きゅうに止まったり、トリッキーにうごいたりゆっくりうごいたりする。いつまででも観ていられるので見習うのである。

猫のごはんはエサというと怒られる。こうなってくるとペットとかではないのだな。家族の一員のような感じか。

ドラえもんが押入れを寝床にしていたように、押入れは大好きである。大好きなのはいいけれど、布団が毛だらけになっていたりするので困りもの。

じつは娘は猫アレルギーなのである。

そんなもこにゃんですが、いつも窓辺で外をみています。

出ることの叶わない外の世界。憧れなのか諦めなのか、窓のむこうをずーっとみながらたまに深いため息をついたりする。

食べる心配もなく気楽でいいなあ。とか思ったりするけれど、自由が限られているのはさぞや辛いのだろうな。

いつか外で遊ばせてやりたい。

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『ねむるもこにゃん』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 12:37| ブログ?