2020年06月18日

ニューヨークをうろうろ

ニューヨーク旅行は、時差ボケで疲れてほとんど計画通りにいかなかった。

16日に到着したらすぐに、ニューヨーク近代美術館へ下見にいくつもりだったけれど時差ボケで爆睡、撃沈した。

17日、8時ごろに機内で知り合った女の子が迎えにきてくれて一緒にMOMAへ。そのあとグッゲンハイム美術館へいき、ホイットニー美術館へもいく予定にしていたけれど疲れがひどくてギブアップ。ホテルの部屋へ帰って爆睡。

MOMAの入場料が40ドル、約5,000円。貧乏旅行だったので毎日びくびくしながら、お金の計算ばかりしていた。

18日はフェリーに乗って自由の女神をみた。デカかったのは覚えている。そのあといまはなきワールドトレードセンターへ。覚えてない。そこからソーホー、イーストビレッジ、グリニッジビレッジをうろうろした。世界の流行の最先端を垣間みて興奮したのでした。

とにかく歩きまわってへとへとになって夕方6時に爆睡してしまう。

0時にいちど起きてまた寝る。けっきょく起きたのは朝4時ごろ。まいにち疲れがひどい。思いきり歩きまわるせいだと思うが、時差ボケも関係あるのかもしれない。

19日、メトロポリタン美術館からMOMAへ。ほんじつのメインイベントは、マティス展の分厚くて重いカタログを何冊も日本へと送る作業である。

セツモードセミナーの友人たちから、カタログを買ってきてくれと頼まれていたのだった。

カタログを何冊ももって郵便局へといって送ろうというのであるが、英語がさっぱり喋れないのにいま考えても無謀だな。はがき1枚送るのとはわけが違った。

まず荷物を送る場所がさっぱりわからないので、重たい荷物をもってだだっ広い郵便局内をうろうろうろうろします。いまのようにスマホでちゃちゃっと調べてなんて時代ではなかった。

2時間ぐらいはさまよって、へとへとに疲れて泣きそうになっていた。誰にも聞けないし聞いてもわからない。

あれはたいへんだったなあ・・・

途方にくれて座り込んでいたらエディー・マーフィーふうの黒人さんがやってきて「へい、ぼーや、どうしたんだい?」てな感じで声をかけてくれた。

たぶん身振り手振りで「この荷物を送りたいんだ」と必死で伝えたのだと思うけど忘れてしまった。

かれに「OK、まかせろこっちだ」とつれられて荷物の配送窓口に連れていってもらって、そのあとも手取り足取り教えてもらったのか?

無事に日本へと荷物を送れたのでした。

あれはほんとうに天のたすけだった。捨てる神あれば拾う神ありです。なんどもなんども“Thank you"と言っただろけれど、ありがたかった。

じぶんのうけた恩はまた他人へと返せばいいのだな。

困っているひとがいたら助けてあげるのです。

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『1992年、MOMAにてスケッチ』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 12:03| ブログ?