2020年06月16日

子どものまなびと甲子園

娘が学校へ通いはじめたがまだ1日おき。

昨日からやっと6時間授業になったけれど、1クラスをふたつに分けての分散登校がつづいています。単純にみて学びの量は半分なのか。

今後、失われてしまった約45日ぶんのカリキュラムをどうするのか?

9月に伸ばすのは無理でも失われた45日ぶんでも伸ばせばいいのに。5月卒業にするとか。

「教える内容が年々増え、すでに満杯状態。思い切って不要な学習を削り、ゆとりあるカリキュラムにするべきだ」そう神奈川県の小学校の先生は語る。

そんななか休校要請での勉強の遅れを取りもどすために、教科書の約2割を授業外でやらせることを文部科学省が全国の教育委員会に通知した。

羽生田大臣は「けっして家庭に負担をかけるということではない。」と強調しているけれど「お母さんたちが一緒に見てくれる家庭があれば否定しない。」とも述べた。どっちやねん。

保護者からは「また家で?これで義務教育か」「公教育を信頼していたのに裏切られた気持ちだ」と声があがっている。ひどいなあ。

「しわ寄せがまた両親、各家庭へとかかってしまう。」「かえって教育格差を助長する。」と先生たちも懸念している。

フルタイムで働くシングルマザーなんてひとはどうなるのだろう。考えてあげたのかいな。

「身の丈にあわせてがんばって」という考え方は変わっていないのか。

「こんな感じだとあっというまに1年たちそう」と娘がこぼしていたけれど、もうそろそろ夏だものな。

高校3年生なんかは受験にむけた勉強も間に合うのか疑問だし、いろんな行事がなんにもやれないのは悲しすぎる。なんとかしてあげられないか・・・

そんなふうに思っていたらセンバツ高校野球を夏にやるということが決まった。「なんらかのかたちで甲子園の土を踏ませてあげたい」という約束を高野連がまもったそうです。

素晴らしい。せっかく切符を手にしていたのに悔しい思いをした球児たちは、飛び上がって喜んだでしょう。良かったなあ。

無観客で1試合しかやれないけれど、なによりの励みになる。

校歌は勝っても負けても歌わせてあげましょう。

永六輔さんの「勝った学校ではなく、負けた学校が校歌を歌う」というアイデアをこの機会に検討してみてもいいでしょう。

負けた学校が校歌を歌うとどうなるかというと、出場した全高校が校歌を歌うことができる。最後に頂点にたった優勝校が歌うのです。

いまとは比べものにならないぐらいに感動するぞー。

先日立ち消えになった大阪の女子高生発案の9月始業のように、いいアイデアが生かされることはなかなかありません。

大人の事情はどうでもいいので、子どもたちのことだけを考えていろんなことを決めてあげたいものです。

ball.jpg
『Play ball』

参照・引用:2020年6月6日、6月11日 朝日新聞
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 14:53| ブログ?