2020年06月26日

まつりのおわり

まだまだ、海外へいくなんてとんでもない感じなので、ひきつづきジャジューカの思い出をひもときます。

2015年6月7日、今日はジャジューカフェスティバル最終日です。

朝起きていつものようにほかの滞在者たちと朝ごはんを頂きます。

旅慣れた戌井君がみんなとブロークンイングリッシュでよく喋っていたけれど、じぶんはことばの壁にはばまれてあんまり喋れなかった。

面白そうなひとがたくさんいたのだけどなあ・・・残念。

けれど、ほかにも何人かいた日本人であつまったりして閉鎖的になるのは嫌だったので臆することなくランチの時などは、ほかのグループに突っ込んでいった。みなさん気さくでやっぱり面白かった。

午後は伝説がのこる洞窟へ。

“ある日、ジャジューカ村にやってきたアッタールという旅人が、近くの丘にある洞窟で眠っていた。その洞窟で、からだが半分山羊で半分男の“ブージュルード”に遭遇する。

彼はブージュルードたちから村人には秘密にすることを条件に、美しいフルート音楽の演奏を教わった。

しかしアッタールが村人にそれを教えてしまったため、ブージュルードは怒り狂い村にやってきた。村人は村の娘をブージュルードに差し出して、音楽で彼らを踊らせた。

疲れたブージュルードたちは洞窟へ帰った。その後、たびたび村へ踊りにあらわれるようになった。

ブージュルードの出現が村の土地を肥やし村人たちを豊かにしたので、五穀豊穣を願う儀式としてこの演奏が根づいたという。

ブージュルードたちが洞窟を去ってからは、彼を装った村のダンサーが主役となり、毎年『エイド・エル・カビール』というお祭りにおいてジャジューカが演奏されている”

洞窟へいった帰りにブージュルード役をやっているおじいさんと若ものが、ほんの少しのお金をめぐって真剣に殴り合いの喧嘩をしていたのが可笑しかった。ほんとうにたいした額ではなかったのに。

そういえば、毎晩テントに若者が大勢やってくるのだけど、みんないま風の服装でスマホを手にしてチャラチャラしていて、正装で繰り広げられる真剣で伝統的な音楽とのギャップが凄まじかった。

さて、フェスティバルは今晩でおわり。ミュージシャンたちはだんだんと調子を上げてきているようで、噂では今日は朝まで演奏するとか。

昨日までテントのまえにいたかわいい山羊を観ながら、戌井君がジャジューカ村を舞台にした映画のイメージをかき立てていた。その山羊が今日はいなくなっているのでどうしたのだろうと思っていたら、晩ご飯にでてきた。

合掌してありがたく命を頂きます。

みんなで山羊をたべて神さまに近づいていくのです。

演奏がいつものようにはじまったらエンドレスループ、最後はみんなでトランス状態で踊って終了。

気づいたらあたりが明るくなっていたのでした。

The Master Musicians of Joujouka Festival 2013 (Boujeloud ghiata)

参照:PHASHION.jp
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 10:17| ブログ?