この『ブログ?』をはじめて今年で3年目です。
「50歳は新しいことをはじめるのにいい歳」という糸井重里さんの言葉に触発されて、51歳の誕生日にはじめました。
ウェブサイトの立ち上げは、妻にやってもらった。Webの仕事をしているので心強くて頼もしいです。
最初の立ち上げはやってもらったが、いまは自分自身でやっています。HTMLのソースを直したりしてつくっている。ウェブというのはHTMLという下記のような構文でできているのです。
<div><span style="font-size: 11pt;">文字を大きくしたり小さくしたりもソースコードでやります。</span></div>
言葉と数字でこんなことができる不思議。でもあんまりやりすぎるとうるさいです。
ソースがわかるのは、大駱駝艦時代にウェブサイトをつくっていたからです。勝手に立ち上げて毎日、しこしことやっていた、むかし取った杵柄。
この『ブログ?』は嘘がないように心がけているけれど、最近は小説風のフィクションも記しています。
文章は結構、気をつけています。漢字もなるべく読みやすいように、ひらくようにしています。
井上ひさしさんの『私家版日本語文法』によると句読点の決まりというようなものは特になく、大手新聞社がその規範をつくっているそうです。
大手新聞社はカギ括弧の外に丸をつけますが、芥川龍之介や宮沢賢治はカギ括弧の中に丸を入れています。
「別にどちらでもいいのです。」
「文章なんて読みやすければなんでもいいのだ」。
若い頃にデザイナーをやっていて、大駱駝艦でもデザインをばんばんやっていたのでPhotoshopとIllustratorのソフトをつかえます。
最近アップしているイラストもPhotoshopでコントラストを上げて彩度を上げたり、色をつけて加工をしている。
いまアウトプットの場は、この『ブログ?』ひとつ。
文章と絵と写真とソースとで構成されるウェブログという“媒体・メディア”。
なりわいの舞踏では肉体というメディアを駆使します。新聞、本、ラジオ、テレビ、映画、そしてインターネットなどの二次元のマスメディアに決定的に欠けるものは“肉体性”だったりする。
リアルな肉体をつかっての表現行為、舞台活動。からだをつかっての表現はたいへんです。たいへんだけれど全存在をかけて他者とかかわれるメディアなので、おもしろさはとてつもない。
とてつもないけれど、非常事態のさいには真っ先に影響を受けてしまう。
運や縁もあるのだろうけれど、いまのこの緊急事態のなか『ブログ?』がじぶんにとってのベストメディアなのか。
そう思ったりするのでした。
画用紙に描いた原画を・・・
いろいろとPhotoshopで加工して完成。