日本国内に遅ればせながら緊急事態が宣言されました・・・
あれ、日本全国ではないのか?
なぜだろう?
普段は「にっぽんにっぽん」叫ぶのにこんなときにだけ、悪ものと良いものに分ける不思議。にほん全体で協力しあって静かにすればいいのに。
“パチンコ店”と“夜の町”のお次は、飲食店に責任を押しつけてなにをやっているのだろう?つぶれるのが嫌で借金を背負いたくなくて、時短営業などできないお店の名前を公表すると脅しをかけるなんて言語道断。
すぐにお金で解決しようとするけれど、そういうことではないのです。
いろんなことをあと出し小出しにして勇気がないのか。中途半端な策を小出しにするのは兵法では禁物、旧日本軍はそれが原因でアメリカに敗れた。
『兵力の逐次投入』というやつです。戦闘をしているときに、その都度場当たり的に兵力を投入するのは百害あって一利なしだそうです。
滅びた大日本帝国がなぜ逐次投入の思考に陥ったかというと、正確な情報収集を怠って敵の戦力をあなどって根拠のない楽観に基づいたから。
自分や自分のお友だちが儲かることだけを考えて、自分たちの都合のいいように考える楽観は厳しい現実によって打ち砕かれた。
この国のリーダー、しっかり国民を引っ張っていってください。よろしくお願いします。とか思っていたら、昨日の菅首相のテレビでの挨拶はなかなか真剣な感じだった。
けれども、いちばん訴えかけていた若者はテレビなんて見ないから伝わらないのだろうなあ。とも思ったりした。
いっぽう国外に目を向けると・・・
ドイツでは1日に590人が亡くなり、メルケル首相が目に涙を浮かべながら演説。
アメリカでは議会にてバイデン氏の勝利を確認。
トランプさんの演説にあおられて暴徒化したトランプ支持者が議会に乱入、警官と銃撃戦になり5人が死亡したそうです。
バイデン次期大統領は「テロ行為である」と断定、犯人はアメリカ国家の正当な法律によって裁かれるでしょう。
さすがにこれ以上の悪役を演じられないと判断したのか、トランプ現大統領もバイデンさんの当選をみとめて「理解と融和のときだ」と暴徒を非難し暴力をやめるように呼びかけた。
就任した4年間ではじめての善行。
最後のさいごに良いことを言うなんて、さすがはアメリカテレビ界最高のエンターテイナー、ドナルド・トランプなのでした。
関係ないけれど、昨日の朝日新聞の宝島社の見開き広告には見事に斬られた。企画:宝島社+ADK エグゼクティブ・クリエイティブディレクター:能丸裕幸(晦DKクリエイティブ・ワン) コピーライター、クリエイティブディレクター:三井明子(晦DKクリエイティブ・ワン) アートディレクター:副田高行(副田デザイン制作所) デザイナー:綿田美涼 撮影:熊谷元一
参照:2021年1月7日 朝日新聞 | 2021年1月8日 毎日新聞