大相撲がはじまっています。
古代、ユダヤの時代から面々とつづく歴史ある競技、スモウ。
ユダヤではシュモウと呼ばれているそうです。
ユダヤのシュモウがシルクロードを通りモンゴルから中国、朝鮮をへて、日本へとわたりスモウへと変化をとげた。
「はっけよいのこった」はヘブライ語で「打ち勝つことは神聖なこと、問題なし」という意味があるんだとか。ほかにもヘブライ語の読みと共通することばがたくさんあるそうです。
そんな歴史ある相撲はわかりやすいほんとうにシンプルな競技です。相手を倒したら勝ち。ただそれだけ。そんで頭突きにカチ上げに張り手と完全に格闘技です。
みなさん引退したらプロレスへと進出していいところまでいく。力道山を筆頭にキラーカーンやラッシャー木村、輪島や天龍、etc...etc...それぐらいに格闘技のなかでも強いほう。
さて初場所ですが、新入幕の翠富士(みどりふじ)に大注目です。身長171センチで並みいる巨漢力士をどんどん転ばします。
必殺技は“肩すかし”
組み合っているときにスッと肩をすかす。見事に転ぶ相手力士。ちからとか体重ではなくて、一瞬の気の合わせ方で相手を地に這わせる。柔よく剛を制す、合気道に通じるところなのでしょう。
翠富士は照ノ富士とおなじ部屋で宝富士と照強なんていう幕内力士もいて、朝に練習したら終わる部屋が多いなかで昼まで練習をするので有名だとか。
鍛錬は裏切らないのです。
力士の多い部屋と少ない部屋で稽古の量に差が出てきている。いつもは出稽古といってほかの部屋へと出向いて胸を借りていたのが、いまはそれができないとか。
もうこうなってくるとどこまでを家族と考えるか?なんてのとおなじ。家族はいいけれど恋人とは会うな。という話を新聞で読んだけれどそんな感じです。
部屋単位で考えるか同門までと考えるか、相撲協会全体でおおきな家族と考えるか。
不公平がでないようにそして場所がおもしろくなるようにするならば、おおきなくくりでとらえたほうがいいのです。
大関復帰をねらう照ノ富士は、バカボンにそっくりな阿武咲(おうのしょう)のはげしい頭突きで敗退。素人ならば一発で気絶する頭突きを4発も食らって、さすがの照ノ富士も前歯が折れたのか土俵をわり苦笑いを浮かべていた。
さて今場所優勝したら横綱になれる貴景勝は、今井のあっちゃんに似た大栄翔に敗れてなんと連敗。大栄翔はつづけて大関をほふった。
大関も平幕も実力伯仲、誰が勝ってもおかしくない。
戦国時代の様相です。
『おはぎやまふせん、模写2』Copyright nombre. www.nombre.jp