昨日はトライアル公演当日でした。
朝から天気が良くて嬉しいかぎり。
やるぞー。と意気込まずにがんばらずにまいろう。
この1週間、朝はやく起きて9時には作業をスタートしていたので、今日はのんびりと寝坊をしよう。本番当日はゆっくりと起きるのが気分です。
今日のテーマというか主題というか鍵、キーポイントは感染症。感染症対策についてパフォーマンスしながらいろいろと試します。
12時のサイレンとともにパフォーマンス開始、志帆に撮影をしてもらいます。子どもたちが基礎作業を手伝ってくれてありがとう。作業に飽きたら子どもたちは海へ。
そのあいだに家のなかでも撮影。資料的には写真のほうがわかりやすくて一目瞭然なのでメインは写真にします。映像は編集ソフトが必要だったり編集技術が必要だったり、データの容量がとんでもなく重かったりと扱いづらいのです。
途中でこもさんの友達だという、きみえさんがあらわれて話しをします。
きみえさんは都志から車で10分ぐらいの鮎原に住んでいるメガネ職人。工房は江井という都志から15分ぐらいのところにある。
灰谷孝さんというかたが考案した“イノチグラス”というものが.、きみえさんが扱っているメガネ。
いまのメガネは鮮明に見えることを常識にしているけれど、その前提を疑うことからはじまる。からだをメガネに合わせせてつくるのではなくて、メガネをからだに合わせていくそうです。
眼とは唯一、脳が外へと飛び出している器官。その眼でなにを見たいのか?どんな世界を脳に見せたいのか?
からだの不調やこころの不調の原因が眼の状態で左右されるあたりまえ。イノチグラスは発達障害の子どもたちの研究からはじまったそうです。
現代は人工的なひかりが多すぎて眼に多大な影響を与えている。そのひかりをひとりひとりに合わせて調節することによっていろんなことが発達していく。
メガネについては常に懐疑的なじぶんなので、きみえさんとの出会いは運命的。話しを聞いて確信に変わった。
まずはリセット。とにかく眼鏡をかけるのをやめてコンタクトもやめて裸眼でパフォーマンス。
そういえば大駱駝艦に入ったころは裸眼で舞台に立っていた。
心眼で世界を見ながら子どもたちが帰ってきたので一緒に踊ります。唾が飛ばないように接触をしないように工夫をしながら17時のサイレンとともに撮影終了。
たのしかった。
夜は鯛のお造りを食べて乾杯、お疲れさまでした。
『いらっしゃいませ』