昨日はオペラシアターこんにゃく座の公演へ。
16時からなので、そのまえに駅前にいって都志で必要なものを買い出し。
コーヒー豆とホールペッパーとチリペッパーと粒マスタードのいいやつなど、都志で手に入らないものを東京で買って帰ります。
家に帰り、買ってきたバジルのジェノベーゼパスタを妻がつくってくれたので「いただきます。」
食べたらすぐに出発「いってきます。」
電車は混んでいるけれどそれでいい。アナウンスで「新型コロナウイルス感染拡大防止のため不要不急の外出はお控えください。」いうてるので「本気でそう思うならば電車を止めろ。」とこころの中で毒づく。
「注意喚起を呼びかけつつ、平気で電車がうごいていることに矛盾を感じる。」とか思いながら三軒茶屋に到着。
こころを落ち着けて会場へと向かいます。下のスーパーで差し入れを買ったら受付へ。マスクを忘れたので制作の田上ななこさんに頂いて「ありがとうございます。」
席についてパンフレットを読んでいたら後ろから聞き覚えのある声が聞こえたので振り返ったら、演出家の立山ひろみさんでピアニストの服部真理子さんがお隣にいた。本番中にうしろで真理子さんがけっこう笑ってて可笑しかった。
今日の作品はこんにゃく座の代表作『森は生きている』の新演出バージョン。
なんども再演して全国をツアーしていた旧バージョンとはちがい、まだかたいような若々しい新鮮な感じだった。世田谷パブリックシアターの素晴らしいプロセニアムに、大きな舞台美術がマッチしてオペラらしい豪華な雰囲気。
その立派な舞台にたっている歌役者さんたちがとてものびのびとして気持ち良さそうで、客席でマスクをして窮屈にしているじぶんと比較してこころの底からうらやましかった。
いつもながら「歌っていいなあ、音楽っていいなあ。」と実感。贅沢なオーケストラの演奏が素敵に心地よくて、いつかパブリックで生演奏でおどりたいと思った。
終演後は岡原さんや立山さんや真理子さんと飲みにいきたいところだけれども明日、都志へと帰るのでグッと我慢。
休憩をはさんで3時間近くも飽きさせずに観せることができる、こんにゃく座の底力に感服しつつも頑張らないぞ。
俺はおれ、じぶんは自分。
できることをひとつずつやっていこう。と足早で劇場をあとにしたのでした。
『オペラシアターこんにゃく座創立50周年ロゴ』歌役者の高岡由季さんがデザインしたロゴを模写してすこしアレンジ。