2021年03月18日

ある新月の日

先日は新月だった。

新月はあたらしいことをはじめるのにいいとき。

いよいよ大引きの仕事を開始。

まるでお祭りのように夜、酔っ払って外へとでて木材の雨養生をはずして大引を一本、神輿のようにかついで、庭へと運んでふらふらしながら置いてみた。

さあ、これから数日間、天気が良いようなので頑張るぞ。

それが終わったら東京へと移動です。どうしてもじぶんで見ないとわからない書類があるので、合宿のまえにいちど戻ってとってくるのです。

来週から合宿。

まずは副代表、湯山大一郎が合流。彼はプロの大工としても働いているのでたのしみです。いろんな職人技を盗むぞ。

そしてデュ社の旗揚げメンバーで、いまは黒田育世率いる“BATIK”で活躍中の兵庫県出身、政岡由衣子がちょうど帰省してるようで、手伝いに来てくれる。

政ちゃんは、じぶんが大駱駝艦から独立してすぐにひらいたワークショップに参加してて、ヘンテコなおどりに魅了されスカウトしたのだった。

それから『ワークインプログレス』を一緒にやり、デュ社旗揚げ公演『ふたつの太陽』では、ダンスマスターをつとめて見事にシーンを率いてくれた。

おとこだけのむさ苦しい現場に女性の息吹はありがたい。

とか性別でわけるのは古い。料理を作ってもらおうと考えるじぶんがいるので、驚き。

レディーファースト、2階の客間に泊めてあげよう。

2階の東南角の部屋がエアコンもあって陽当たりが良く、いちばん居心地が良いので誰もいないときは寝起きしています。ここは子どもの頃から人気があって、だいたい取り合いになります。

そうやって考えるとその隣はむかしからじぶんの部屋だった。春も夏も淡路島に来たときは、2階の西南角の部屋で生活していた。夏は南北の窓を風がとおりエアコンがいらないぐらいに涼しい。

ここ五色町都志の家はプレハブ、いわゆる仮設住宅です。

プラモデルみたいに安く一瞬で組み立て上がる。その代わりに長く住むような居心地のいい家ではない。被災地の仮設住宅もすべてプレハブ。

そんなプレハブに住みつづけてそろそろ50年。仮設なので冬は強烈に寒くて夏は猛烈に暑い。ほとんど外にいるようなものなので、季節の移り変わりがわかりやすい。

そうしていま庭につくっている舞台も仮設です。

文化庁の仕事で仮設住宅の横に仮舞台をつくっている。

そこを非常事態なので野外稽古場にしようという企画なのです。

roringstones.jpg
『CLUB CAMEL 今日から少しのあいだクローズ』
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:51| ブログ?