鈴木清貴が帰っていった。
来るときは夜だったから海は見えなかったが、今日は晴れ。
朝日にかがやく播磨灘はきれいだろうなあ。
海沿いのみちをはしっていきなんども岬をめぐると高速道へとはいる。そうするとまもなく明石大橋。みどり豊かな淡路島から灰色の都会とのコントラストが圧巻なので見逃すなよ。
昨日、打ち合わせしていて5月にやる予定の『舞踏虎ノ穴』公演日がまだ確定していなかったことに気づいて慌てる。
番頭の湯山大一郎にはスケジュールの確定を連絡していなかったのでよかった。音楽の築山建一郎と舞台監督の脇田友と中村彩世にはまちがった日程で連絡していてごめんなさい。
いい加減で適当で非常識なおとこがしっかりと常識的なこころが必要な制作もやっているのでこんなことになってしまう。
日程もふくめて今回の清貴の来訪、野外舞台の下見、打ち合わせで虎ノ穴がおおきくうごいた。きよの紹介で坂本貫太と飯塚友浩の出演決定、これでおもしろそうなメンバーがいっきに揃う。
出演者募集をして地元のひととやろうかと思っていたがむずかしそうなイメージもあった。稽古をみせるような作品なので素人でも大丈夫とは考えていたが不安もあった。
清貴が38歳で新宅一平が41歳、貫太が39歳、飯塚が38歳、そして湯山が42歳と年齢がちかいので切磋琢磨した群舞、作品になりそう。
あとはアイルランドにいるHaruが参戦できるか・・・
入国時の待機が3日に短縮されるとかいっているがどうなるだろう。去年、帰国したときは1週間も窓のないホテルの部屋に閉じ込められてこころが病んでしまいそうになったといっていた。
そんなことがあるとわかっていたら帰国するのがいやになるのはしかたがない。
伝説のダンスマスター、若林淳さんはおどりをやめたそうで不参加。2006年の初演のときとは状況も場もメンツもちがうのでまったくあたらしい新作のつもりでやるのがいいのだ。
そうして、そうなるようにうごいていっている不思議。
鈴木清貴 | Kiyotaka Suzuki ダンサー・振付家・ヨガインストラクター