今日は渋さ知らズオーケストラ、鉄割アルバトロスケットのメンバー、渡部真一の誕生日・・・
渡部とはじめて会ったのは1998年の年末。
板橋の元大駱駝艦稽古場でおこなわれた風煉ダンス横浜公演の顔合わせのときだった。
なんだかくらい感じの若者たちと一緒のテーブルになって困っていたらひとり大声で喋っているおとこがいて完全にリーダーだと思っていたら、それが鉄割のフロントマン、渡部真一だった。
じぶんが30歳ぐらいで鉄割のめんめんは20代後半。はちゃめちゃな横浜公演でくたくたぼろぼろになりながらも一緒に酒を飲んだり語り明かしたりしながらだんだん仲良くなる。
横浜が終わったあとのイベントを観にいったら舞台にあげられて演目をいっしょにやって、そのあとの本公演まえに主宰の戌井昭人氏から出演依頼の電話があってふたつ返事でOKしてからはや20年以上。
その間、もちろん渡部とはがっつりと付き合い、つきあえばつきあうほど「たいしたやつだなあ」という印象はふかまるばかり。
ほんとうに適当でいいかげんで、しかし男気があってやさしい。やさしいがきびしくて喧嘩では負けたことがないとか。口が達者で声がでかいのでみょうに説得力がある。
おしばいがうまいかへたかは知らないが舞台上でも強烈な個性を発揮する。あたまがでかくてからだがちいさくて筋肉質という可笑しな肉体をもっていつつダンスも独特のうごきをする。
うたもとっても上手い。渋さ知らズのフロントマンをつとめるぐらいだから1流のエンターテイナーでもある。
プロレスが大好きでそれをなりわいにしている。
ゴルフが大好きでそれをなりわいにしている。
お姉さんが渡部に輪をかけて豪快なかたらしいが、やはりこのふたりをひとりで育てたお母さんがすごいひとだなあと思う。
ハードリカーが大好きな渡部だがおたがいもういいとし。
からだだけには気をつけてくださいませ。
最近はラジオ出演もしている。