2019年10月16日

らぐびーとあいちとたいふうと

W杯ラグビーで日本がスコットランドに勝利して日本中が浮かれてましたが、ちょっと騒ぎすぎだったのでは。

途中まで観戦して寝てしまったけれど日本が世界8位でスコットランドが世界9位で、ほぼ互角だったので激戦だったようです。しかし順当な勝ちだったとは言えるかもしれない。

最近思うけれど。ラグビーというのは面白いです。サッカーよりも面白いかもしれない。

ボールをどんどん皆んなでつないでいく集団戦だから面白いのか。サッカーはもう少し個人プレーが多い。

前にボールを投げてはいけないというルールもさることながら、倒れたら手を使ってはいけないとかよく考えられている。

面白くなるように試行錯誤を重ねてルールも工夫をしている。

しかし「ラグビーってこんなに面白かったかな。」と思う。昔はラグビーといえば、もっと団子になってもつれあって何をやってるかわからない。という印象だった。

そうやって考えてみると、上手い人のプレイはボールがつながっていくから惹きつけられるのだ。

あと力が互角だと白熱するけれど、力の差が歴然だとサッカーよりも一回に入る点数が多いので点差がとんでもないことになる。

70対0とか平気でなるものな。

次は南アフリカ戦。世紀の番狂わせとかいって勝ったのは、たしか南アフリカではなかったか。あの頃よりも世界ランクも上がっているし今度勝てば本物。

そんな中、中止になった釜石でカナダ代表の選手たちが試合の代わりに泥かきや家財の運び出しを手伝ったとか。偉いなあ。

そして、なんとあいちトリエンナーレがもう閉幕したとか。

もめるだけもめてすっきりとしない感じで終わった。芸術監督はしきりに「レガシー」と自分の功績を強調してたけれどなんなんだろう。

当初からハードルの高い芸術祭だと専門家から開催を危ぶまれていたけれど、芸術監督が自分の興味を優先させて強行した結果があの大混乱だった。

朝日新聞で天皇の肖像を燃やした作家がインタビューを受けていたが、なぜ天皇にこだわるのか説得力がなかった。自身が戦争に行ったとかならわかるけれど。

自分の中の天皇を葬る行為とか答えてたけれど、そんなに重要なものなのか?よくわからない。そして言葉で作品を説明しなければならないのは恥ずかしい。

「芸術監督がどこまで理解してるかは知らない。」とも答えていた。

朝日は擁護してるはずなのに「正直よくわかりません。」とインタビュアーに突っ込まれてて辛い感じだった。

芸術とは何か?芸術は必要か?芸術は可能なのか?

台風19号の被害が止まりませんが、被害は「まずまずに収まった。」と失言した幹事長。自分のまわりだけで判断してしまう人間の典型。

こんな人がこの国の中枢で威張ってるのだものなあ。

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道路に流れ込んだ泥をかき出すカナダ代表の選手たち。2019年10月13日、岩手県釜石市。ラグビーワールドカップ2019組織委員会のTwitterより。
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2019年10月15日

遅延と小麦粉

今日は高速バスで大阪まで移動です。

余裕をもって出発して普通電車でのんびりと座って行くはずが人身事故発生、ダイヤが乱れまくってて電車が遅れてた。

仕方がないのできた普通電車に乗ってから調べたら間に合わないかもしれない。あとから来る準急に乗り換えるがやっぱりぎりぎりでどうしよう。

駅から全力疾走すれば間に合うか。朝っぱらから汗だくになってヘトヘトになるのは嫌だなあ。

乗り換えたら準急が満員で身動きもとれず「なんでこうなるの。」途中止まったりノロノロ運転でやきもきして焦るけれどどうしようもない。

10分前までキャンセルできるけれど、身動き一つできない状態でなにもできないので、一か八かそのまま乗って行く。

9時20分にバスが出るので9時10分までに西武新宿駅に着けば間に合いそう。普通に歩けば15分、全力疾走ならば10分かからないか。

けれど駅に着いたら9時18分で万事休す。

いかなる理由でも払い戻しは出来ないようなことをサイトに書いてあった気がするけれど、一応遅延証明をもらって新宿バスタまで歩く。

バスタでJRバスの窓口へ行ったら嫌な顔をされて嫌な言い方をされて朝から気分が悪くなる。興奮せずに落ち着いて対応すれば良いのに。なんなんだろう。クレーマーだと思われたのか。

時間に余裕をもって出てきたのに人身事故で電車が遅延したのは不可抗力、しかし取りつく島もなくてこの世の理不尽さに頭にくるけれどどうしようない。

悔しいが諦めて新幹線に乗ろうとJRへ行ったらどこもかしこも人身事故で遅延してる。

そういえば目の見えない方のための点字ブロックが乗車口になにも目印がないのでどうやってわかるのだろう?と疑問に思っていたら最近、白杖の方がホームへ転落して死亡する事故の記事が目につく。

新しい大江戸線のホームは乗車口がわかるようになっていたけれど、JRはなっていない。ホームドアをつけるとか早急な対応が必要です。

さて品川へいって急ぐ旅でもないしのぞみはあまりにも速すぎて好きではないので、新幹線こだま号の切符を購入。

こだまは4時間弱かかるけれど、それでもバスに比べたら倍以上速いです。値段は約3倍ですが。

次回、東京に来るのは52日後、12月に入ってから。

ワイフが月曜断食を続けているので次回会うときが楽しみ。日々食事を制限して頑張っています。口に入るものを見直す良い機会でもあると思います。

小麦粉を食べないグルテンフリーも実践しているようで、わたくしも真似して気をつけてみています。普段、何気なく口にしている小麦粉を制限するとテキメンにからだに効果があらわれるとか。

しかしスーパーへいったら小麦粉を使っていない商品ってほぼないので、小麦アレルギーの人とかたいへんだなあ。

とか思いながら崎陽軒のシュウマイを昼に食べようと買ってます。ビールがあれば最高だけどそれはやめておこう。考えたらビールも小麦か。

巨大な富を生み出す小麦。いっぽうで森林破壊の原因で地球温暖化の原因とされる“小麦”。

グルテンフリーがブームになれば森林破壊も抑制できるかもしれない・・・淡い期待だな。

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崎陽軒の醤油入れ“しょうちゃん”たしか戌井君のお父さんがコレクターだった。Photo by Google.
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2019年10月14日

雑記

「考え方を売るのです。」

まずは売り方を考える。どうやったらこの製品は売れるだろう。常識を疑っていって新しい考え方に思い至ったら、その考え方を売る。

「好奇心を失うな。」by 盛田昭夫

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ソニー創始者、盛田昭夫と芸術家たち。

1日1%の成長をする。

まずは“手書きの日記も毎日書く”

毎朝、今日の成長について考える。毎晩、飲む前に今日の成長について反省する。それが出来たかチェックする。

1日1%づつ成長できたら1年後には大変なことになっているでしょう。愉しみ・・・

1日1%ならば、ほんの少しのことでいい。少しづつ何かを足していく。または少しづつ何かを削ぎ落としていく。増やして成長するのもありだし、減らして成長するのもあり。

最近毎日、新聞を買っている。あいちトリエンナーレについては、多角的に意見や情報を知りたいと思い色々な新聞を買って丁寧に調べて考えた。

擁護している朝日新聞はもちろん中立の毎日新聞、安倍さんが「読売新聞を読んでください。わたしの考え方はすべて書いてあります。」と答弁した御用新聞、読売も読んだ。

朝日の論調はヒステリック過ぎて大袈裟、毎日はやや擁護、読売は記事なし。

そんななか週刊新潮が結構攻撃していて驚いた。文春は反政権で新潮は政権寄りなのか。ニコ動の生々しいやり取りを掲載していた。

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津田芸術監督への報酬は、総額858万円。すべて税金。Photo by Google.

津田「現物を、展示すると。公立美術館で撤去されたものを、『表現の不自由展』という展覧会を持ってくるWてい"にして全部展示してやろうというそういう企画で。

おそらくみんな全然気づいてないけど、これが一番やばい企画なんですよ。おそらく、政治的に。」

東「やっぱり…天皇が燃えたりしてるんですか?」

津田「ああ・・・そうね・・・うふふふ(笑)」

東「天皇制にはどんなお考えですか?」

津田「まあ天皇というのは一つタブーになって撤去されるという事例があって、それは広く知られているので、それはこの展覧会でもモチーフになる可能性は、あります。」

東「えーっ!こんな令和でめでたい時に?」

津田「令和の今だからこそ、違った意味を感じ取れるとも思うんです。」

東「人々は新しい元号ですごく前向きな気持ちになってるときに、税金でそういう…やるのはどうなんですかねえ?」

津田「二代前じゃん。二代前になると人々の記憶も、二代前だし、歴史上の人物かな、みたいな。そういう捉え方もね。」〜ニコ生対談4月8日“津田大介と東浩紀による『あいちトリエンナーレ2019が始まってもないのに話題沸騰してるけどその裏側を語る...』”

ちなみにこの発言に対して津田氏は謝罪したとか。吐いたツバ飲まんとけよ。かっこが悪い。

台風一過、52河川の氾濫。まだまだ被災の全容は明らかになっていない。明日は我が身、いつ何がどうなるか一寸先は闇。

「周りが育てば障がいはすべて個性に変わる。」木村泰子著作『「ふつうの子」なんて、どこにもいない』より

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「あんたが行かれへん学校が間違ってんねん。」木村泰子、大阪市立大空小学校初代校長

発達障害というレッテルはいらない。それぞれ皆んな個性でいい。それでいい。

そして普通の人なんていない。皆んな病気。

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観戦してたけど途中で寝てしまった。日本代表、スコットランドに勝利。しかし騒ぎすぎちゃうか『君が代』歌いながら泣いたり異常。オリンピックが思いやられる。撮影:松永渉平
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2019年10月13日

非常事態発生

超大型台風“ハギビス”が本州に上陸して暴れまくっています。

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“ハギビス”日本列島がほぼ暴風域に入るほどの大きさ。

名前はフィリピンが付けて“すばやい”という意味だとか。

ハギビスは昨日夜、静岡から陸に上がって停電、土砂崩れ、洪水を巻き起こしていまは東北海上にいます。

河川が次々に決壊し氾濫し家が呑み込まれて、竜巻も起こって車がひっくり返ったりして恐ろしい。

ダンストラックが行われる予定だった多摩川河川敷も完全に水没してた。

けれども被災地の方々には申し訳ないですが、なんだか「わくわく」としました。神さまがお祭りをしていると考えたら楽しい気分になります。

子どもの時も台風が来るといって雨戸を閉めたり備えて準備をするのに、気分が昂揚したのを覚えている。

ひとごとと おもわずようい おおがた台風

しかしNHKが連呼してた「命を守る行動をしてください。」ってなんなんだろう?

漠然としすぎていて何をしていいのかさっぱりわからない。

「氾濫の可能性がある河川から速やかに離れてください。」とか「山崩れのある可能性のある場所から避難してください。」とかならわかりますが。

森林破壊のせいで氷河が溶け海水の温度が上がり地球が温暖化して、熱帯低気圧が異常に発生して超大型台風が発生し続けている。

観測史上最多、最高と記録を更新し続けているけれど、これから毎回記録を更新し続けるのでしょう。

それもこれも人類のせい。

森林業の衰退で植林された山が不手入れで森林自体の元気がなくなりすぐに山崩れを起こす。これも人のせい。

買い物に行けないかもしれない、店が閉まるかもしれないというのでスーパーへ行ったら水が一本もなかった。千葉の停電による断水があったのでマスコミが煽った結果だな。

千葉の停電は倒木が原因、都内ではそんなことは起こらないのに。

あとパンがひとつもなくなってて驚いた。日持ちがしてすぐに食べられるというので、便利だから買っておいたほうがいいとマスコミか誰かが煽ったな。

買い占めっていうのは嫌らしい行為です。自分さえ良ければそれで構わないという姿勢が丸見えで浅ましい。けれどもそれが人間のほんとうの姿か。

結局は自分のことしか考えていない。

作品制作のために核シェルターを調べている時に必ず機関銃とセットで売っていてびっくりしたけれど、自分だけ生き残ってどうするつもりなんだろうか。

まったくなあ。

いっぽうで夜を徹して世のため人のために、尽力をしていた人がたくさんいます。「ご苦労さまです。」

もうすでに千葉のような状態になっているところもあるのか。千葉は2、3日して急に騒ぎ出した。

これからどんどん被害の実態が明らかになって来るのでしょう。

ニュースにならないと誰も知らない災害の状況。

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そしてなんと超大型台風20号“ノグリー”の卵が生まれたとか。どうなるか。
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2019年10月12日

むずかしいことをやさしく。だ

バスキア展を観てきました。

やっぱり良かったなあ、才能が炸裂してました。同世代にいたらもっと刺激を受けただろうし、嫉妬もしてただろう。

大竹伸朗さんもそうだけど、小難しいことはどうでもいい。「ただ絵を描きたいだけなんだ。」という魂がビンビン伝わってきてニヤニヤしてしまった。

コンセプトアートとかも大好きだけど、理屈抜きの絵画はその存在が美しい。あまりにも能天気なのは頂けないけれど。

美術とは本来、楽しくて面白いものだと思います。

そして、芸術には何処かしらにユーモアがないといけないのだと思います。たとえ何かを攻撃していたとしても、それを相手に気付かれてはいけないのだと思います。

トロイの木馬作戦なんだよ。マジメは禁物、クソ真面目なんてクソ、芸術なんてフザケテなんぼ。

テキトーでイーカゲンでイイのです。

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123億円だって。原価たぶん10,000円、現代の錬金術『現代美術』。しかし前澤さんには悪いけどこの作品があったのは覚えてない。他にたくさん良い絵があったから。Photo by Google.

さてポリティカル一辺倒だと首を傾げたくなりますが『あいちトリエンナーレ』がもめ続けています。

「なんなんだろう?」

昭和天皇の肖像を燃やす作品が一番問題になっているようです。

確かに昭和天皇は、焼き殺されても仕方がないようなことをしたのかもしれない。

けれども、その人にも子どもがいるのだ。と想像できたらやれない行為ではないのかと思う。

「自分の父親の肖像が燃やされている。」とショックを受ける子どもがこの世にいるのだと考えたらやれないのではないか。

もっと上手くやればいいのにとも思います。そういうのは会田誠さんが上手なんだよなあ。同じく昭和天皇を描いた作品がありますが、揶揄しているのはわかるけど悪い気はしない。

あと、こういう時は相対化させればいいのです。

昭和天皇の写真も焼くし東條英機の写真も焼くしトルーマンの写真も焼いてグローブスの写真も焼いて、自分の父親の写真も焼く。

韓国の少女像は、もともと作者が戦争反対のために創作したもの。平和を祈って制作された。

それを政治利用する人があらわれてそして、今回の芸術的利用です。どちらも作者の気持ちを理解していないのだと思います。

だいたい全てを司る芸術監督が信用ならない。最初はアーティストの男女比が同じ芸術祭にしたいと言っていて「いいなあ。」と好感を持っていたのだけど。

政治的にたけているのかしれないけれど、炎上させて嬉しがっている姿が見え透いて好きになれなくなってきた。

公金をつかってやりたいことをやろうなんて虫が良すぎるし、やりたいことを誰にも文句を言わせないようにやるならば自分の金でやるべきだと思います。

まんまと乗せられて観にいく奴も沢山いるのだろうなあ。かくいうわたくしも是非観に行きたいと思っています。観ないとほんとうのところはわからない。

本物か偽物か似非物か。

検閲だとかいうけれど、イブが股間をイチジクの葉っぱで隠した時から人類の検閲行為は、はじまっている。旧約聖書の頃からある行為。

そして、いまの日本の状況なんて中国や大日本帝国から比べれば生易しくて、とても検閲なんて表現するほどではないと思います。

まだね・・・

もしも厳しい検閲が国家によって行われたとしてもわからないように、バレないようにけれど同じぐらいの効果があるように工夫をするのが知性があって格好がいいと思う。

旧東ドイツや旧ソビエト、チェコやルーマニアの映画や演劇って知性的で格好がいいもんなあ。そんで面白い。

むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをおもしろく おもしろいことをしんけんに しんけんなことをゆかいに ゆかいなことはもっとゆかいに もっと

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そういえば、若い頃に匂いを嗅いで感激した椅子の作品があったけれどなんと、ガラスケースに入れられてた。「なんやねん。」
illustration by Kumotaro Mukai.
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2019年10月11日

ヨーコとバスキア

ダンストラック、大型台風接近のため中止になりました。

残念!

しかしワールドカップラグビーやプロ野球も中止になっているのでいい判断でしょう。

これも環境破壊で異常気象が起こっているせい。「チクショー。」しかし自然のことなので仕方がないか。

じろちゃんと稽古していい感じだったし、色々と試してみたいアイデアもあったりして楽しみにしてたのだけど・・・

「久々に白塗りもしよう。」と気合が入っていたのに惜しかった。

しかし今回は小手調べみたいなもの。ダンストラックは2020年が本番だからまた来年に期待です。

さてダンストラックはプロデューサーの岡崎松恵さんと、アーティスティックディレクターの東野祥子さんの二馬力でやっています。

岡崎さんとは独立してからのお付き合いですが、翔子ちゃんとの付き合いは結構古い。

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東野祥子、奈良県桜井市生まれ。麿さんと同郷。

はじめて出会ったのは、舘形比呂一さんの作品『風』に客演したときだから2000年の7月か。

大阪公演のときに弟弟子の石川正虎がイヴェントを観にいくというのでついていった。

ミナミの小さなクラブのライブだったけれど、元気のいいメチャメチャキレキレダンスを踊る女の子がいてそれが東野ヨーコだった。

「スゲーな。」と感動して挨拶して少し話して仲良くなって、それから大阪へいく度に道頓堀の『味園』でやっていたお店"Q"に遊びにいくようになった。

朝まで飲んでそのままレッスンみたいなのにも参加したりして、そのテンポのいいやりかたがとっても小気味よかったのを覚えています。

「じゃあ足上げて、おなかプルプルさせましょ、1、2、3、4、はい下ろして、フーー。」

2004年に『トヨタコレオグラファーアワード』で大賞を獲ってビックリおめでとう。その後、東京に進出してきて大活躍、高円寺に素敵なスタジオを持っていた。

俺もスタジオを借りて独立後はじめてのワークショップをやったっけ。大通りに面していたので阿波踊りを観にいったりもした。

先鋭的な面白いものに敏感で“六本木スーパーデラックス”で鉄割とも共演してたりする。

奈良出身なので東京の異常なスピードには馴染まなかったようで、二、三年前に拠点を京都へと移した。けれど拠点が何処にあろうとあんまり関係ない。

事実、京都、東京はもとより直島で公演したりと活動範囲は広がっている。

独立して仕事がないときに真っ先にダンストラックに呼んでくれたのはヨーコちゃんなのでいまでも感謝しています。

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呼んでもらうばっかりで申し訳ない・・・いつか恩返しをしたい。

今日は、ダンストラックリハーサルの予定だったけれどなくなったのでどうしよう。

『バスキア展』を観にいくか。台風は明日関東直撃なのでまだ大丈夫でしょう。

バスキアは若い頃のアイドルで、大好きでした。

子どもの落書きのようにグラフィティしまくるのがかっこ良くて、画材とかにこだわらずに描きまくるスタイルに影響を受けまくった。

若くして亡くなってもったいない。

ずぶん前に世田谷美術館に作品を観にいった。

椅子に書いた作品が出展してて、近寄って匂ってみたらタバコとカビ臭いような匂いがして感激した。

彼のファクトリーにいるような不思議な臨場感に包まれたのを、いまでもよく覚えている。

久しぶりだなあ。また刺激を受けたい。

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Jean-Michel Basquiat、(ジャン=ミシェル・バスキア)1960年12月22日 – 1988年8月12日
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2019年10月10日

昨日、今日、近未来

昨日は松本じろと稽古でした。

ダンストラックでギターを弾いてもらうので、目黒のスタジオで軽く合わせて稽古してもろもろ確認。いい感じなので本番が楽しみ。

しかし台風が近づいているとかで中止の可能性も出てきました。今日、判断がされるとか。ニュースで見たら日曜日に関東直撃をするようだけどどうかな。

会場が川沿いなので増水が懸念されるのだな。川が氾濫して人が流されたりしたら一大事、こればっかりは仕方がない。

そのむかし、多摩川の兵庫島で大駱駝艦が公演をやったときも台風が近づいてきた。

あの頃はまだそんななに危機管理とか厳しくなかったので公演を決行して、本番最終日に川が増水して舞台美術や高価なジェネレーターとかが流されてしまったとか。

舞台美術の戸板には龍の絵が書いてあって、戸板が流されていく光景はまるで龍が川を泳いでいくようで壮観だったと麿さんが言っていた。

時代かわって、いまはそんな訳にはいかないのでどうなるか。心配。

稽古が終わって一杯やっていたら、奥さまの黒田育世ちゃんが帰ってきたので一緒に乾杯。

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久しぶりに近況を交換しました。Photo by 高木伸俊

相変わらずかっこが良かった。そんでやっぱり独特で面白かった。

育ちゃんは室伏鴻、笠井叡、伊藤キムという舞踏に出自を持つ人々に愛されるダンサーですが、会って話すと愛される理由がよくわかる。

思い切りのよさとからだの投げ出し方のよさもあるけれど、舞踏的な感覚の深度が深いというか巫女的な部分が強い。

非常に感覚的ではあるのだけど、いざ自分の作品制作になると一から十まですべてきっちりと決めるという理知的な部分も持っている。

山田うん、東野祥子、黒田育世の三人のダンサーには常に注目をしています。

そんで、今日は娘の合唱コンクールです。

スケジュールが合わずに一度も行ったことがなかったけれど、3年のラストに行くことができてよかった。

合唱というのは聞くと感動をするのです。ライブで聞くとより一層良いだろうなあ。

楽しみ。

そうしてダンストラックが終わるとすぐに関西へ移動なのでその準備もはじめています。

都志には銀行がなかったりないものが多いので、東京にいるあいだに終わらせなければならないことが沢山あるのです。

銀行へ行って入金して、郵便局へ行って入金して金粉ショウでつかうものを買ってetc..etc...

まあいいか。なるようになっていくでしょう。最近、とにかく自分でやらない、頑張らない脱力をするということを心懸けています。

20代は一生懸命に勉強して、30代は無我夢中で働いて、40代は世代交代を意識し独立し、50代は新しいことをはじめつつ頑張らない。その先はわかりませんが。

さて約三ヶ月ぶりの淡路島都志への帰宅。

庭がどうなっているか、想像するだけで怖ろしいのです。

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黒田育世、振付家、ダンサー。2002年、初の振付作品『SIDE-B』で“ランコントル・コレグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ”の「ナショナル協議員賞」を受賞。2004年『花は流れて時は固まる』『SHOKU』の演出、振付、出演に対して「第4回朝日舞台芸術賞」「キリンダンスサポート賞」を同時受賞。近年はBATIKでの活動の他、飴屋法水、笠井叡、野田秀樹など様々なアーティストとのクリエーションや映画『告白』への出演など、幅広い活動を行っている。
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2019年10月09日

げつようだんじきとまつもとと

一昨日はワイフとともにはじめて断食をしました。1日水だけで過ごすというものでいたってシンプル。

最初はお腹が「ぐーぐー」鳴りますが、これは“モチリン”という腸のぜん動運動を促すペプチドホルモンが分泌されている証拠、老廃物をきれいにしてくれているのです。

さらに我慢をしていると“グレリン”という名の若返り物質もあらわれて、からだには大変いいのです。

「今日はなにも食べない。」こう思っているとからだも諦めて食欲がなくなるので不思議です。

しかし、この現代東京には食べものが街に満ち溢れているので誘惑は多い。

とにかく1日やりきるのが大切。1日ぐらい何も食べなくても平気なのだ。という成功体験があれば自信になります。

現代人は食べ過ぎているのです。

そして断食は復食が肝要、次の日は軽めのものからはじめてだんだん元に戻します。しかし断食で胃が小さくなっているので少量でお腹が一杯、これも1日断食の効果です。

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モチリンイメージ図。illustration by Kumotaro Mukai.

昨日は『まつもと演劇工場』のワークショップでした。

一人休んでいてペアでやろうと考えていたけれどどうしよう。

まずは今日やること、これからやることを説明。先週休んでいた菅沼旭人が自己紹介。おれも自己紹介の見本を見せる。

次にソロダンスをそれぞれが踊る。自己紹介の踊りかフリーダンスのどちらでもいいということにして行う。

「やっぱり踊りって面白いなあ。」と思った。普段、人をジロジロと見る機会などないので興味深い。

次に二人で自己紹介をやってみる。相手を意識しているかしてないかで見え方がぜんぜん違うので不思議だった。

二人でやるとどうなるか大体わかったし、一人休んでいてペアでは続けられないので三人に増やしてやってみる。

一人増えることでよりダイナミックに変化して関係の可能性も増えて面白くなりそうな予感。しかしまだまだこれから。時間切れで終了。

「また来月、会いましょう。」

はじめてやることばかりだったけれど、加藤直工場長から「冒険をして試行錯誤をして下さい。」と言われているので受けてたって試してみた。自分自身にとってもスリリングで刺激的でした。

歳をとってくると日々成長がないので、冒険をしないと新しい経験は手に入らないのです。

ワークショップだと4時間は長いけれど、稽古だと4時間は短い。あと二回でどこまでやれるか。

終わった後、時間があったので買っていったビールを飲みながら一人「お疲れさま。」若者が余韻を楽しんでいていいなあ。と眺めながら一杯やる。

工場生の志藤大造と話していたらいきなり「どうして舞踏を続けてるのですか?」と尋ねられて何故だろうと考える。

大造は26歳だというので「だいたい学生の頃からはじめて26歳ぐらいでどうしようと考えはじめて皆んなやめてしまう。俺は26歳からはじめたのでやめられなくなったのだな。」そう答えた。

役者で食べたいと心の底から本気で思うのなら副業はやめるべきかもしれない。

逃げ道をなくして退路を断つ。

「なにがなんでもこれで食うのだ。」という強烈な思いがあれば、役者というのは需要は結構あるだろうから可能なのではないかと思ったり。

そうやって考えると需要が限りなくゼロに近い舞踏で食べていこうなんて、まるでアクロバットのような至難の技なのです。

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菅沼旭人と加藤直さん。まつもと演劇工場ツイッターより。
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2019年10月08日

個から他へ

今日は『まつもと演劇工場』にてワークショップです。

最近は、連日カリキュラムを考えていました。

今日は二人で自己紹介をするので組み合わせをイメージ、紙に名前を書いてどんなペアだったら面白いか。色々と想像して考えます。

これでどうかな。と次の日にあらためて見たら、男女のペアにしていて自分の考えのつまらなさに気付く。

別に男女に分ける必要はないのだ。やり直し。組み合わせの可能性がさらにふくらむ。

組み合わせの妙というのは必ずあるので、あらゆる可能性を考えて「あーでもないこーでもない」とやっているとよくわからなくなってきて、自分たちで決めさせるか。と思い至ったりして。

どれだけ想像しても作為的なことは、偶然には敵わなかったりもするし。

一緒にやりたいという人もいるだろう。気があう人とやれるほど楽なことはない。だが楽なことをしていては学びは少ないかもしれないのか。

けれど社会に出ればお芝居は気の合う人とやるだろうし、その縮図だとしたら自分たちで好きに決めるほうが正しいのかもしれないとか思ったりして。

ギリギリまで考えますが。

前回、二人休んでいたので先ずは自己紹介。

続けて何回かやって、それを面白くしていこう。

次に個について説明し個について考え、なぜ自己紹介から入ったのかを説明する。

今回、演劇工場長の加藤直さんからあついメッセージをもらっているので、それを基にワークショップを進めています。

「表現とは“他者”を求める、或いは作り出す行為ととりあえず置く。つまり他者の存在の認識から始める。他者との関係から自己を、新しい自分を発見していく。」by 加藤直

今日は自己紹介を二人でやってみる。そこでは個と個とのあいだに関係が生まれてくる。

しかしその前にソロを踊らせるか。

自己紹介から入ったので言葉が多い。言葉をそぎ落とす作業よりソロを踊らせたほうが早いかもしれない。

ソロダンスと自己紹介との面白いところを取っていって、ミックスして二人の作品を創っていこう。だいたい踊りの方が面白いのだけど。

そうして次回は三人に増やす。さらに変化する関係。可能性が広がるといえるし、複雑化するともいえる。

試行錯誤しながら時に立ち止まって、皆んなで考えたりして進めていこう。

『人の前で面白くあるためにどうすればいいのか』というひとつの大命題を抱えつつ、あらゆる可能性を試し考えられる限りの方法で面白い瞬間を作り続けるのだ。

頭を柔らかくして決して決めつけず、遊び続け遊ばせ続け、挑戦し冒険し続けられたらいい。

直さんの言うように、自分をそして他を挑発し続けられたらいい。舞台表現の挑発か・・・

次は音楽家の井上祐二Dillが来てくれるので楽しみ。

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かとうただし。2013年オペラシアターこんにゃく座、林光歌劇場『セロ弾きのゴーシュ』稽古場より 撮影:姫田蘭。“ちょく”さんは愛称なのか。
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2019年10月07日

今後の予定

まつもと演劇工場のワークショップが明日なので毎日、カリキュラムを考えています。

前回いい感じだったので、明日もそのままいきたい。どうなるか。気負わずにのぞもう。

10月12日(土)のダンストラック本番も近づいているので、食事制限に入っています。食事制限で摂取カロリーを控えてからだをうごかして消費カロリーを増やします。

そんで公園へいってトレーニングをしています。無料だし広いので気持ちがいい。ただし人がいて気が散るので、直前になったら稽古場を借りよう。

稽古場といっても近所の公民館ですが。こちらも無料。

トラックの中からはじめたかったが、出入り口がないようなので外から入ります。お客さんの前を通るので狐の面を頭につけて楽しませよう。子どももいるのでどうなるか楽しみ。

音楽は生音がいいので、松本じろにギターをお願いした。

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松本じろ。ガットギター奏者、舞台音楽家。

じろちゃんは、とってもかっこいい硬質のギターを弾くミュージシャンでしてさまざまなダンサーと競演しています。

一番多いのは、奥さまのコンテンポラリーダンサー・黒田育世さんとの競演か。

トラックの上でギターを弾くとカッコ良さそう。孤独なけものの世界がつくり出せたらいいなあ。

しかしたったの15分なので気は楽。

前回の足立のダンストラックはまわりに何もないし、屋台も出てないのに途中1時間も休憩があってあたまがハテナになった。しかも雨が降ってくるし。

今回は“TAMARIBA”というお祭りの前夜祭なので屋台もでるみたい。川沿いなので気持ちがいいぞ。しかし天気が微妙。

そして城崎国際芸術センターでの滞在制作が、あと一ヶ月と迫ってきています。

初日から神社で金粉ショウをやるので、その前に淡路島都志にて合宿をして稽古します。

金粉はあんまり心配してません。目的は、滞在製作中の食費と生活費を投げ銭で稼ぐこと。エンターテイメントに徹していっぱい稼ぐぞ。

二日目は今回の採択された理由である『舞踏?レクチャーパフォーマンス』をやります。こちらは、新作なのでたいへん。

昼にレクチャーをやって夜は金粉ショウ。三日目、四日目は子どものワークショップ。こころとからだを遊ばせます。同時にレクチャーの内容を考え続ける。

五日目は休館日なので休み、かなこが神楽坂セッションハウスでの本番を終えて合流。金粉の稽古は湯山に任せて俺はレクチャーのほうを考えよう。

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『神楽坂セッションハウス』でもピンポンの作品をやるようです。ダンスネームは"Haru" photo by Peter van Heesen.

かなこが増えて、レクチャーパフォーマンスに新しい風が吹くか。金粉ショウは女性が二人になって華やかさが増すので投げ銭に期待。

11月13日は、大人のワークショップ。14日は、レクチャーパフォーマンス、15日は金粉ショウを二回、16日は昼にレクチャー、夜に金粉、17日は昼にもう一度金粉ショウをやって温泉に入って疲れを癒して解散の予定。

しかし予定は未定、どうなるか乞うご期待。

城崎が終わったらすぐに、まつもと演劇工場三回目、四回目。

12月は子どものワークショップをやって、22日(日)はバンド“潮田和田”のライブ、雲太郎はパフォーマンス担当です。

潮田雄一君はいまはソロで活動中。村上君や池間さんともライブをやっていて、先日の渋大祭の鉄割にも演奏で参加してました。


和田君はキングブラザーズを経てダイナマイト・マスターズ・ブルース・カルテット"DMBQ”“巨人ゆえにデカイ”のドラムを叩いています。

そうこうしてたらもう年末か。はやいなあ。

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『巨人ゆえにデカイ』ドラムス和田晋侍。
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2019年10月06日

自然をなめるなよ

世界中で熱帯林の破壊が止まりません。

毎年、日本列島の3分の1近くの熱帯林が消失している。

世界資源研究所は、二酸化酸素を蓄える量が多い熱帯林の破壊を止めることは地球温暖化防止のために必要であると指摘。

南米アマゾンを環境破壊して何をしているかというと、アメリカなどの巨大多国籍企業の小麦畑をつくっている。大規模な山火事が起こっているが調査をするとどうやら放火で理由は、農地をつくるため。

人権団体“アムネスティーインターナショナル”は「先住民が暮らす森に侵入者が違法に入り込んで木々を伐採し、火を付け、先住民の村を襲撃している。」との調査結果を発表した。

その山火事はひと月に世界で約3万件起こっていて、今年に入ってから山火事によって放出されたCO2の量は2億トンを超えるとされている。

そんなに小麦をつくってどうしようというのか。先進国では食品ロスの問題が解決されていないというのに・・・

アメリカへ行くと痩せている人なんてほぼ見かけません。道ゆく成人はほぼ太っている。それでもまだ足りない。

環境破壊を止めるには、そういう食品を食べないことが一番ですが日本でも街に溢れているので難しい。テレビでもばんばんコマーシャルをやっているので環境破壊は止められない。

マクドナルド、ケンタキーフライドチキン、バーガーキング、etc..etc...

日本のカルビーとライオンなんてのも、英国の環境保護団体CDPから森林破壊に深く関わっている可能性があるとアンケートの返答を求められている。

あとは日本やアジアへの木材の輸出です。

地球温暖化のために世界中で熱帯低気圧が増え、大型台風が頻出するなどの異常気象が起こっている。

日本では山崩れが続出し、世界では氷河の40パーセント以上がなくなって海面が上昇して津波や洪水が続出している。

海面が1メートル強上昇して、島国は消失の危機に瀕している。日本も他人事ではないです。

地球温暖化の原因である二酸化炭素排出量の上位五カ国は中国、アメリカ、インド、ロシア、日本。

アメリカは利益を追求して環境破壊をしても平気。それがブラジルなど他国にも悪影響を与えている。

中国は一党独裁で党の利益のことしか考えていないから問題外、インドもアラブもそんなことは御構いなし。ヨーロッパはどうなのかな。

日本は、アジアへ原子力発電や火力発電を売りつけて平気。

風力発電や水力発電という環境にいいものは売らない。儲からないから。

大人の責任だけど、その大人たちも昔は子どもだったわけでそうやって考えると子どもに責任があるとも言えるのではないか。

そこで大切になってくるのは教育。だけどメキシコのように教育の現場も腐敗が進んでいたりする。

しかし人類がいくら自分の利益のために尊大な態度で環境を破壊しようが、地球にとっては寄生虫が悪さをしているレベルなのでいざとなったら恐竜のように全滅させればいいだけなのですが。

娘のために美しい地球を残してやりたいけれど、このままでは無理だろうなあ・・・

「気候変動は人類が直面する最重要課題だ。」by アル・ゴア元副大統領

火という人類の大発明。
参照:東京新聞 2019年9月26日 総合 山形新聞 2019年9月30日 論説・解説 東京新聞 2019年10月1日 国際
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2019年10月05日

ストイックさとダラシなさ

ダンストラック本番が来週と迫ってきているので本格的に食事制限に入りました。

若い頃はそんな努力はまったく必要なかったのになあ。

加齢とともに基礎代謝が落ちてきて食事を控えるようになりました。控えるだけでは足りなくなってきて、本番前には食事制限をするようになった。

いままでに色々な食事制限の方法を試してきました。

最初は単なる断食。"爽快乳糖"という宿便を出す牛乳由来の粉を飲んで、お腹を空っぽにして断食します。

加齢とともに、それだけでは足りなくなってきたのでバナナだけ食べるバナナダイエットを試して成功したのか。忘れてしまった。

しかしバナナだと体重が落ちなくなってきたので、次にリンゴダイエットを試してみたのだな。

名前のとおりリンゴだけを食べるダイエットで、リンゴは幾らでも食べていいのでこれは簡単そうだと試してみた。

何回か試したけれど辛かったなあ。最後はリンゴを見るのも嫌になった。

げっそりして本番にも影響が出たのでやめました。

次に糖質カット。

独立してすぐにやったソロ『アホとロマンの皮袋』の時に試してみたらみるみる痩せていって、体重がいままでで一番軽くなってそれでも痩せ続けて怖くなった。

しかし糖質カットで痩せるのは一回だけ。

あとはからだに耐性がついてしまい痩せなくなる。

しかも糖分をカットしてしまうと、からだがタンパク質を糖質の代わりに使いはじめ血液がドロドロになって最終的には死に至る。

そんな情報はあとから知ったけけれど、同じ頃カリスマ糖質ダイエッターのお医者さんが亡くなっていた。

からだに悪いけれどいまも流行っていてRAIZAPとかは糖質制限をするので顔が黒くなる、体臭が臭くなるとか色々と弊害があるようです。

糖質を完全にカットするのは、恐ろしいのです。

いまはカロリーオフを心がけています。要するに食べ過ぎているのです。

川西の実家へいくと両親があまり食べないので、同じメニューを食べているとみるみる痩せます。

ごはんもお椀に軽く一杯なのでいいのです。胃が小さくなるのでそれで充分。重要なのは摂取カロリーと消費カロリーのバランスです。

若い頃は基礎代謝が凄まじいので、食べても食べてもいくらカロリーをとっても太らない。

羨ましがっても詮無いこと、食事を減らします。しかし食欲の秋なので辛い。好きなものを好きなだけ食べたい。

舞踏家は痩せていなければいけない。なんていうことはないし常識や思い込みを疑うのが仕事だから痩せてるのがいい。というのも疑ってみたこともある。

けれど、やはりだらしないからだで舞台に立つのは良くない気がする。それも思い込みなのか。

ボクサーのように自分との闘いに挑んでいるようでカッコいい。というのはあるのか・・・

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ソロ公演『アホとロマンの皮袋』より。引き締まってるなあ。photo by bozzo.
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2019年10月04日

いろいろ

昨日は、まず起きて坐禅を組んで集中し玄米を頂いて『ブログ?』を記して、さまざまな家事をこなしてから奥村君の家へ。

愛猫“千太郎”の顔を拝見するついでに包丁を二本研ぎました。研いでこそ包丁、切れない包丁をつかっていると五感が鈍ってくるので要注意。

結局、片目を「チラッ」と見て低い姿勢で走っていく背中を見ただけでした。尻尾垂れてたなあ。

怖がる千太郎に気をつかって奥村家を早退、遊歩道を自転車で移動します。

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片目を見せる千太郎。今回はもっと隠れてました。

一度、家に帰って玄米おにぎりと漬物をもって公園へ。

松原東洋と打ち合わせです。

打ち合わせしようと連絡したら「では田無の喫茶店へいきます。」いうので「はあ?子どもできてたいへんなんちゃうんか?」と公園で打ち合わせしようと提案。

公園のベンチで十分。広いし気持ちがいいし、わざわざ金払って狭いところへいって紅茶飲んでお腹が「ちゃぽちゃぽ」になるなんてあほやで。

「打ち合わせは、喫茶店で」みたいな思い込みがある。舞踏家のくせして頭がかたい。

それはさておき、超一流のビジネスマンは二人きりでは会わないそうです。しかも向かい合って話すなんてことはしない。向かい合うときはお酒が必要になります。

世界の首脳クラスになると必ず並んで話します。向かい合って話さなくていいので酒なんてなくてもリラックスして話せる。

スティーブ・ジョブスは打ち合わせ相手を散歩に誘ったとか。二人で並んで歩きながら何億円、何兆円なんていうビジネスの話をする。

同じ方向を向いて話すことで共犯者意識を持つことも出来るのだとか。そうやって考えると、一緒に旅をするなんてのは究極の共犯者かもしれない。

公園のベンチで素晴らしい景色を眺めながら、小学校でのワークショップに思いを馳せます。

まずは「自由にしてみよう」何かをしてもいいし何もしなくてもいい。戸惑うだろうな・・・戸惑うのもまたよし。状況を見ながら寝転ぶ方向へと持っていっても良いか。

すべてを忘れて空っぽになる。そこから・・・12月だからまだいいか。

東洋と別れて家に帰ってDillにメールを送って、城崎でつかう狐の面を注文してユーロのレートを確認して各金融機関へ電話して売却は幾らになるか確認します。

そうこうしてたら出発時間が過ぎていた。

慌てて武蔵境へと自転車で向かいます。武蔵境から吉祥寺へといって、そこからちょっと寄り道をしたりしながらダンストラックでつかう白塗りを新宿で買います。

城崎でもつかうので二つ購入、スポンジも買ったら7,000円近くになってしまった。大駱駝艦の頃は白塗りがそんなに高級だとは思ってなかった。独立してはじめて知ることは多いです。

重たい白塗りをリュックにぶち込んで、今度はユーロを両替するために秋葉原へと急ぎます。途中外国の方がたくさんいて異国気分を味わいます。

ドイツでの仕事の報酬をユーロでもらったので動向を見ていました。

イギリスがEUに残るのか残らないのか、それによってユーロが変動してた。イギリスのEU離脱が避けられない感じでユーロが下がり続けているので両替しました。

さて最後は今日のメインイベント、奥村君に誘ってもらったスーパーデラックスのマイクさんの企画です。

鉄割でご一緒した湯浅さんのバンドとスイスからきたバンドが演奏するとかで、秋葉原から小岩へと移動。

湯浅さんのバンドは『湯浅湾』といってドラムベースギターというスリーピースに湯浅さんがボーカルという構成です。

バックのプロの超絶演奏と湯浅さんの素人感が融合したいいバンドでした。

そしてスイスのバンドの登場です。スリーピースで、今日が日本ツアーのオープニングだとか。

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リーダーなのかな、赤い帽子が素敵で映画『パリテキサス』のハリーディーンスタントンみたいでダサかっこよかった。

バンド名は“シュネラートラーマイヤー”それぞれの名前を並べたとか。

最初は抑えたリズムを三人で刻み続けて、ミニマルなところからだんだん盛り上がってくる。その盛り上がりも抑えた感じで心憎い。

センスがいいのだな。服装はダサいのだけど演奏はカッコいい。そんで楽しそうだった。

確かな才能を感じつつ「世界には面白い奴がいるのだなあ。」と感心。感動して帰宅しました。

「マイクさん、奥村君ありがとう。」

動画が縦になってしまって、編集を試みたけど難しかった。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 11:21| ブログ?

2019年10月03日

なんでだろう

さんまさんが、嫌いな芸人ナンバーワンだそうです。

理由の一つが「ネタが面白くないから。」『日経エンタテインメント!』2019年8月号 好きな芸人・嫌いな芸人2019

オール巨人師匠のプレイボーイの連載で知りました。巨人師匠は「最近は落語も漫才もやってないからネタというのはなあ。」と首をひねってはりましたが。

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いまはかっこが良いですが、若い頃は可愛かった。 ちなみにさんまさんの座右の銘は『生きてるだけでまるもうけ』

さんまさんは、相方がいてはじめて活きるタイプなのだそうです。そして基本的には受け身なのだそうです。

最盛期でいうと相方はビートたけしさん。もうほんとに、二人でめちゃめちゃやってました。確かにそこでもたけしさんがボケまくって、さんまさんは笑ってるというのが多かったか。

強烈な攻撃を受けながら、最終的には引っ繰り返して自分の笑いにもっていくのが得意技。

売れっ子の若手芸人が何人集まっても、面白い素人の美人をいくら集めても面白くないという哀しい現実なのか。

さんまさんを活かせるのは、同世代のたけしさんと巨人師匠とそして島田紳助さんしかいないのか。

たけしさんは、軍団を抱えていたり奥さんと揉めていたりプロデューサーと絶縁したり、いっぽう映画を撮り小説を書きエッセイを書きと大忙し。

そして巨人師匠には、阪神師匠という相方がいる。

『さんまのまんま』は若い頃、いつも観てました。

黒柳徹子さんとか中村玉緒さんとか大竹しのぶさんとか、相方が面白いと観てて楽しかったもんなあ。いっそのこと黒柳徹子さんみたいにさんまのまんまだけやるとか。

照明家の柿崎から聞いた話し。

その日、柿崎清和はテレビの収録の番組に照明のサードで入っていた。それは明石家さんまの番組だった。

もともと舞台照明で育った柿崎は、テレビの仕事があまり好きではなかった。ただ華やかにさえすれば喜ばれる。そこには闇や影がないからだった。

単なる仕事と割り切って明かりをつけていた。嫌々ではなかったと思うけれど、目の前の光景を「ぼーっと」眺めながら仕事をしているようなそんな状態。

「どかんどかん」と笑わせている大タレントをぼんやりと眺めているとなんだか様子が変だぞ。と気が付いた。

大タレントが自分を笑わそうとしてるような気がしたのだ。

「まさかな。」しかしだんだん意識がはっきりと覚醒してきて周りを見回したらびっくり、自分以外全員笑っていたのだ。

つまらなそうにしているスタッフの下っ端にまで気を使って笑かそうとする大タレント、明石家さんま。

全身、お笑い芸人なんだろうなあ。

その面白さがちっとも伝わらないテレビというメディアのつまらなさ。

そして、偉くなり過ぎたんかなあ・・・

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全身サービス精神のカタマリ。写真は戌井愛可さんとのツーショットサービス。by 愛可 Instagram 2017年7月10日「表参道でさんまさんに遭遇!」
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2019年10月02日

新しい演劇

昨日は『まつもと演劇工場』でワークショップでした。

松本までは電車で2時間半、近いです。

13時からだったので車内でおにぎりを頂きます。ワークショップは17時まで4時間あるので仮眠して力を蓄えます。

会場は“まつもと市民芸術館”近くの元保育園だった施設。だいぶんくたびれていましたが、いまは使っていない施設を使い回すのは良いことだと思います。

なかなか風情もあって舞台があったりドアがあったり引き幕があったりと、色々と遊べそうです。

最初はやることを解説、四回あるので目指すところも説明します。目指すのは踊りづくりです。

まずは自己紹介。それを手掛かりにして今日はソロをつくります。

もう一度やって、ひとりずつ丁寧に感想やアドバイスや見本を見せて間をつくって踊りにしたりして面白くしていきます。

説明を減らして抽象的にして踊りにしていきます。

説明を減らすとは言葉を減らすことです。どこまで説明するのかというのは重要なことで、説明が多すぎると観る人の想像力を奪ってしまう。

説明はなければないほど観る人のイメージを掻き立てるのです。想像をする余地が生まれる。しかし考えるのが嫌な人にとっては向いていない。

テレビは考えるのが嫌な人が観るメディアなので、なるべく簡単になっています。色んな状況にある人たちも見るので声で説明し手話で説明し字幕で説明して最大公約数を目指します。

しかし考えるのが好きな人にとっては、答えを言われているようでつまらない。想像力も広がらない。

前衛的なものになればなるほど説明が減ります。親切ではない。エンターテイメントであればあるほど親切です。これは観る人が選べばいい。

舞踏は言葉が少ないです。少ないぶんイメージ喚起力が強い。けれどもそれも按配やバランスで言葉が少ないのにイメージが湧かないダンスは巷に多いです。

内容がないのだな。そういうものは観ているとイライラして腹が立ってきます。

ただの沈黙ではなくてその中に言葉が詰まっていなくてはならない。舞踏の創始者、土方巽も言葉の人でした。溢れるようなイメージと言葉をダンサーにギュウギュウに詰め込んでいく。

沈黙演劇のパイオニア、太田省吾さんの追悼冊子を読んだところでは、最初はセリフがびっしりと入った台本を渡されてそれをまずは覚える。

稽古がはじまると、セリフがどんどんなくなって本番では沈黙がほとんどのものになっているそう。削ぎ落とされていく言葉たち。

昨日のワークショップでも言葉と言葉のあいだの沈黙が良かったです。ただ時間不足でまだまだ言葉を削ぎ落とすところまではいけなかった。

抽象化が足りないのでシュールなコントみたいになったりして。それはそれで興味深かったけれど。

皆んなそれぞれ面白かったです。才能がありそうな方たちだった。

しかし才能があって勘とセンスがあっても役者として売れたり活躍するのとは別、それには恵まれた運と素晴らしい縁が必要なのです。

次回は、同じことを二人でやってみます。

人と人との間、そこに関係が生まれて新しい演劇が生まれてきたらいいなあ。

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まつもと市民芸術館の冊子『BATON』に戌井君が寄稿してるなあ。と思ったら編集長が“SWITCH”の新井さんだった。素晴らしい。
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2019年10月01日

広さを見渡し、狭さを見抜く

今日は長野『まつもと演劇工場』でのワークショップです。

ここ数日、そのカリキュラムを考え続けていました。

演劇の学校なので20年やっている鉄割的な何かも伝えられればいいのですが、これはなかなか難しい。

まずは戌井君の台本に占める割合がとても大きいからです。そしてその台本は役者へのアテ書きだったりするので、その役者がやらないとつまらなかったりする。

読んだだけではまったく意味がわからなったりもする。“古澤気が狂ったように暴れる”とかしか書いてないこともしばしば。

いちど鉄割でワークショップをやってその発表会をやったけれど、これはもうたいへんなことになったようです。観てないので詳しくは知りませんが。

小耳に挟んだところでは、鉄割の女優で温厚な馬場さんが「2度とやらないでください。」と演出のみさをさんに怒ったとか。

鉄割独自の演劇論みたいなものがあればそれを伝えられるのですが、各役者さんに任されていたりするのでそれもないに等しい。

渡部は力技だし中島は戌井君に言われた通りにやっていたりする。戌井君の言うことは完全に感覚的なので誰にも真似はできないし、伝えることなど不可能に近い。

看板俳優・奥村君に聞くと「猿真似ですよ。」と言いますが、それがまた難しいのです。真似もまたテクニックだから上手い下手があるのです。

いっぽう大駱駝艦には独自の体操はあるのですが、今回は二回目なのですでにやっているしやりたくない。

実践的につかえるメソッドもあるのですが、それだけを取り出してやると面白くなかったりします。公演の本番の中でつかうから生きてくるのです。

そして実践的な手法は実は各公演ごとのその時その時に、臨機応変にやるしかなっかたりする。

その方法論も次回は役に立たなくて同じことをやると麿さんに「お前、ほんとうにそれで良いと思ってるのか?」と真剣に問われたりします。

「もう見飽きたんだよなあ。」実は、そんなふうに思っていたりもするようです。

さて今回は二回目で参加メンバーも本気でプロを目指す方ばかりなので、内容もいつもとは違ってきてより実践的にします。

学びが多いのは制作段階においてなので、第一回目から踊りを創ろう。

まずはソロを制作。二回目から他者との関わりに移って多角的に展開していきます。最終的に複数人でやるパフォーマンスを創る。

けれどそれも決めつけずに過程をこそ楽しむのです。

制作しながらその都度その都度、舞踏的なアプローチや方法をアドバイスしていきます。なにかをやりましょう。これをやりましょうと進めるよりもより実践的に伝えることができるからです。

その瞬間、瞬間で面白いほうへと突っ込んでいく。これは、作品創りとまったく同じ。

答えがなくて即興的なのも似ています。その点、お芝居は台本というまさに土台があるので強いと最近よく実感します。

踊りはその場その場で変わってくるし土台となるものが、振付というあるのかないのかよくわからないものなのです。

そこで構成が大切になってくるのですが、ワークショップで構成を決めてもつまらないだけだったりするのでなかなか難しい。

音楽をかけて踊るというのがいちばん良くある手ですが、カラオケではなあ・・・そうだDillにお願いしよう。予算的に厳しいか・・・

とかかんとか毎日「うんうん」唸りながら長考していました。

考えても考えてもやってみないとわからなかったりするのですが。

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メキシコシティでのワークショップ。皆んな熱心だったなあ。
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2019年09月30日

稲刈りの話しが・・・

毎年恒例、山形へいって稲刈りのお手伝いをしてきました。

一日目は目標の半反は稲を刈ることができてよかった。刈った稲は昔ながらの天日干しにします。

一般に流通しているお米は機械で乾燥させますが、機械だと乾燥をし過ぎて水分が飛んでしまうので不味いのです。

お米の味は、つまるところ水分量で決まる。その点、天日干しは過乾燥にはならない。だから美味い。「隆夫さん、おにぎりご馳走さまでした。」

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今年の作品第一号。ちなみに身長より高い。

二日目は天気が微妙だった。“女ごころと秋の空”というぐらいで秋の天気は変わりやすいのです。

自然を相手にするなりわいは、ほんとうに大変です。

農業も漁業もこれからもっともっとたいへんになっていくのだろうなあ。まったく読めない自然のこころ。

大自然はまったくこちらのことを考えてくれません。考えてくれないどころか嫌がらせか。というような異常気象もしょっちゅう起こります。

それもこれも人類の自業自得だったりするのですが。

最近の台風の被害も酷い有様です。山崩れも台風のたびに起こっているし。

まったく手入れがされていない山林のせいだとか。林業が衰退しているのが原因で、人間が山に手を入れてしまったので山自体の力が弱っているのです。

人為的な被害はこれから反省して国が責任をもって主導して徹底的に直していけばいいですが、自然の猛威は人智の想像を遥かに越えていったりするので、その度に改良していくしかない。

哲学者の梅原猛さんは農耕がはじまって自然との闘いがはじまったと言っていますが、それまでの狩猟的な生活だと大自然と共存が可能だった。

自然からおこぼれのように恵みを頂いて充足し平和に生活をしていた。家畜の食べるものがなくなれば移動してという放牧生活も理想的なのだとか。

農耕がはじまり大地を傷つけるような行為が出てきて、川から水を引くことが必要になり自然の怒りに触れるようになっていった。

人類が自然に手を加えようとすると怒りに触れてしまう。氾濫が起こったり、作為のつけが回ってきたりするのです。

米や麦を貯えられるようになって人類に欲も出てきて、持つ者と持たざる者とに分かれ貧富の差が生まれた。

持つものが人々を支配しはじめて国のようなものがあらわれる・・・嫌だなあ。支配するものと支配されるものとに分かれはじめる。

戦争がはじまり、武器が開発されそれでまた儲ける人間が出てきて奴隷なんていう存在もあらわれる。

肉弾戦で個人的に戦っているうちはまだましだったけれど、第一次世界大戦で兵器が飛躍的に進歩して大量虐殺が可能になった。

この兵器の進化は、農業の進化と密接に関係しています。

戦車のキャタピラーはもともと農具のトラクターのために開発されたもの。火薬は合成窒素肥料が開発される過程で大量に製造されるようになり、毒ガスは戦後農薬に転用された。

第一次次世界大戦で甚大な被害を出した各国は反省を込めて国際連盟をつくって平和を維持しようとしたけれど結局は、大日本帝国の脱退などによって第二次世界大戦へと突き進む・・・

山形の話しからたいへんなことになってしまいましたが、「人類とは戦争をする動物である。」と梅原さんが定義づけているようにどうしようもないことなのか。

いま、この世界でいちばん元気なのは武器商人らしいです。

犠牲になるのはいつでも子どもたちですが、16歳のグレタ・トゥーンベリさんが怒っているようにすべては大人の責任。

かくいうわたくしもその大人の一人で、責任を感じるのでどうしてもこんな話しになってしまうのです。

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三人で26個つくりました。二日間で50個以上つくるのか。へとへとになって筋肉痛になりますが、からだをつかうのは気持ちがいい。
参照:『隣り合わせの戦争と農業』藤原辰史 遺稿『人類の闇と光(仮題)』梅原猛 中学歴史社会教科書
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 08:12| ブログ?

2019年09月29日

学校はよくでてくる

大駱駝艦の新作公演の稽古。

稽古をしばらく休んでいる間にもうほとんど出来上がっている。今日は通し稽古で衣裳や小道具、美術も出来上がっている。

最初は麿さんの横、ひな壇の上で観ていたがそんな場合ではないと下へ行く。

通しはどんどん進んでバタバタしていて居場所がない感じで、事務所へ行ったりといろんな所へと移動する。

端から見ていると若いダンサーが群舞をやっていて今回はあそこへ入るしかないかと思う。一行が女装してやってきてなにか声をかけてくれた。

しかし今から群舞の振付を覚えられるのか不安。けれどなんとか覚えて端っこで頑張ろうと思う。

村松や我妻さんはソロでやっている。いいなあ。しかし休んでいたから仕方がない。

事務所へ行くと知らない若いダンサーが続々とやってきて、忙しそうに用意をしている。ひな壇へもどったらお客さんが続々とやってきて盛り上がっている。

通しを観ていたらイメージに溢れていて面白いなあ。とか思っていたら目が覚めた。

夢でよかった。

教室でギターを作っている。

ダンボールで作っているけれどなかなかうまくいかない。両面テープがくっついたりして手間取っている。

ネックのところが最後に残って細工が細かくてたいへん。弦は輪ゴムでつくろう。

他のみんなは作り終わって待っていて焦る・・・

砂浜でバク宙をしようとしている。

皆んなが見ているので早くやりたいけれど、首をぐねるかもしれないので恐ろしい。飛び上がる勇気がなかなか出ない。

何度も何度も飛び上がろうとするができない。できないのに拍手されたりしてやめてくれと思う。

できるイメージはあるのだけどなかなかやれない。思い切ってやってみるけれど思った以上に飛び上がれなくて失敗、残念・・・

迷路みたいな部屋に閉じ込められている。

隣から誰かが覗いている。からだ全体で接触してこようとしているので恐ろしい。からだの一部で繊細に触れてほしいのに。

隣の部屋へ逃げるけれど追いかけてくる。ドアを閉めても覗き穴から見られているよう。

どんどん逃げて奥へいったり下へいって、上へいって。

「怖いなあ。」と思っていたら目が覚めた。

夢でよかった。

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2002年12月の夢のメモより。
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2019年09月28日

Good by idol

朝ドラが終わりましたが出演されていた草刈正雄さんは、子どもの頃のアイドルでした。

こんなに格好のいい人が存在していいのだろうか。演技がどうとか、滑舌がどうとかまったく気にならない。

とにかく格好いい。

「あんな顔と身長に生まれたら俺もモデルになって、そんで役者になるのになあ。」と毎日、憧れて思ってました。

映画『傷だらけの英雄』に主演したあたりから自分自身が成長してきたというのもあると思うけれど、なんだかあれ?と草刈さんに対して感じることが増えてきた。

ほんとうにこの人は、格好いいのか?

決定的だったのは、草刈さんの頭が薄くなってきてかつら疑惑がでてきたことでした。

同じように男前で禿げてきて一度はカツラを被ったけれど、脱いでブレイクしたショーン・コネリーみたくなればもっと憧れて格好良く思えたのになあ。

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ショーン・コネリーは、いまや格好いいハゲの代表です。photo by Google.

トランプしかり、やっぱりカツラの人は嘘くさい。

かくいうわたくしも、高校ぐらいから体質が変わって毛が細くなったのを人知れず悩んでいました。

髪の毛をセッティングするのに1時間ぐらいかけて、坂の上から自転車で走って下りたらバサバサになって「あかん、もう学校休む。」と毎日、学校をさぼっていました。

かっこ悪いなあ・・・別に髪型なんてどうでもいいのに。でもあの頃はけっこう真剣に悩んでいた。

高校卒業後も駅のトイレでながながとセッティングをしたりして恥ずかしい。

なんだったんだろう?

大駱駝艦に入り、頭を剃ってやっとそのコンプレックスから解き放たれましたが。

恥ずかしいことが出てきたら隠すのか、いっそ売り物にするのか?

落語では“フラ”と言いますが、ハゲはハゲ、デブはデブ、出っ歯は出っ歯を武器にして強みにするのです。それを売り物にするぐらいの強かさがないと生きていけないのです。

隠すのではなくて、晒していく。

とか言いながら草刈さんは、朝ドラに出たり売れ続けているので「そんなの関係ねえ。」のですが。

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テレビの中は嘘の世界、虚構だから何でもあり。photo by Google.
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2019年09月27日

イメージしよう

しばらく前からブラインドタッチの練習を始めています。

だいぶん、速く打てるようになってきました。

文字通り、目をつぶって打ったりして練習をしていました。目をつぶると途端に指先に精神が集中されるので不思議です。

たまに点字を手でなぞったりしますが、ひとつの点を認識するのもむずかしい。指先の感覚だけで情報を得るなんて至難の技です。

ただし、目の見えない人にとってはその情報が全てだったりするのです。

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『点字あゆみの会』ホームページより

お経を唱える時に数珠で数をかぞえますが、たった八つも数えられなかったりします。

いま何個めなのかわからなくなるのです。

目が見えないというのは、大変なことだと思います。

耳が聞こえないのも厄介だけど目が見えない方が恐ろしい。試しに目をつぶって歩くことがあるけれど怖くて3歩と進めない。

電車のホームの点字ブロックを観察していると、ドアのところに何も印がないので「どうやってそこにドアがあるのかわかるのだろう?」と不思議に思います。

ハンデのある人と相対するときは、相手の立場になって想像をすることが肝要ですが「点字ブロックというのは本当に目の見えない人のことを考えて設置されているのだろうか?」

疑問に思うこともしばしばです。

たまにトイレの非常ボタンが高いところについていたりするけれど「設置した人は実際に床に倒れてみて非常事態を想定して設置しているのだろうか?」と首をひねることが多い。

手がぜんぜん届かないところにあったりするからです。

仕事だからと便宜的に何も考えずに設置して「はい終わり。」そんな人が多いのだろうなあ。

愛も想像力もない人たち。

想像力は上手につかえば、無限の可能性を持っています。

人は空だって飛べる。こう言ってもいいのかもしれない。

「この世界にあるすべては誰かが想像したもの。」逆に言うと想像できないもの、ことはこの世に生まれ得ない。

イメージしよう。もしも眼が見えないとしたら。

イメージしよう。もしもいま心臓発作で倒れたとしたら。

イメージしよう。プールの底から観る景色。

イメージしよう。そのボタンを押すと14万人が死ぬと。

イメージしよう。彼にも奥さん、子どもがいると。彼女にはフィアンセがいると。

イメージしよう。赤鬼にも奥さん、子どもがいるのだと。

イメージしてご覧。神様なんていないんだって。

でも大丈夫、ドラえもんが助けてくれるから・・・

想像力という人類だけが持つ力。その力をどう生かすのか?

「目が見えない場合、どうすれば道路の切れ目が安全に判断できるだろうか。」

想像しながら、点字ブロックの開発に生涯をかけた三宅精一さんのような方もいます。

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いまや世界に拡がる点字ブロックですが、三宅さんは志なかばでこの世を去られました。
posted by Mukai Kumotaro & Duex Shrine at 07:50| ブログ?