インドの丘の上にいたら、急な階段を荷物を背負った亀がたくさん登ってくる。
それから・・・
おもしろい展開があったのに忘れてしまった。もったいない。
日記をつけはじめた20代の頃から夢日記もつけています。寝ながら速記のようにして書くので、ミミズののたくったような文字であとで見たら読めなかったりする。
すぐに書き記さないと忘れてしまう夢というもの。
なにか夢を記録する素晴らしい方法があればいいのだけど。
脳に直接に機械をつないで映像化できればいいのになあ。とずーっと思っています。
戌井昭人氏は枕元に録音機材を置いて夢を見たら、喋って録音してたことがあったらしい。けれども、次の日に聞くとなにを喋っているかわからなかったと言ってたな。
寝ぼけていたのか。
横尾忠則さんは夢日記を書きつづけていて、本も出版している。
村上春樹さんは夢は醒めて見ながら小説として書くので、実際にはまったく見ないとインタビューで語っていた。そんなことあるのかな。
デビッド・ボーイは若い頃、夢を書き記すためにわざと腕をヒモで吊り下げて眠りを浅くして、夢日記をつづけていたと何かで読んだ。それを創作に結びつけていたらしい・・・
デビッド・ボーイと舞台で踊っている。
ボーイが低い体勢でいるので、首を振りながら近づいていく。
首を大きく回してボーイに顔を寄せたらバッチリとタイミングが合う。そのまま口づけをしたら、くちびるが柔らかかった。
2人いる中国人女性ダンサーがポーズをとっているので、そちらにスッと入る。2人がうごいているのでこちらはうごかないでおこう。と思う。
終わって帰ろうすると机の上に野菜がたくさんあって、すべてじぶんのか。と片付ける。もやしが手に余って抱えて落としそうになりながら舞台袖へと入る。
「みんな次のひとのことが目当てなんですね」と一緒にはけてた女性ダンサーに言われて、そのひとが準備しているのを見ながら「そうなのか。売れっ子だからな」と思う・・・
イベントで売れっ子の川村美紀子と一緒になったときに、楽屋にお客さんがやってきて「あれ川村さん目当てだよ」と楽屋にいたデュオの若いダンサーが相方に説明してて「へえ」と思ったのを思い出した。
新宿ゴールデン街の会田誠さんの店に村松卓矢といったときにChim↑Pomのエリーさんが、取材人とかカメラマンを引き連れてやってきたのも思い出した。
がやがやと急に華やかな雰囲気が漂ってきて、売れてるひとの勢いを感じたのでした。
『淡路舞踏社のトイレ』